近年、毎年のように日本人がノーベル賞を受賞しており、日本はもはや常連国と言っても過言ではない。中国メディアの騰訊はこのほど、日本の科学者がノーベル物理学賞を受賞したことに対する韓国の反応について紹介する記事を掲載し、「韓国人はとてもうらやましく思っているに違いない」と伝えた。

 スウェーデン王立科学アカデミーは5日、ノーベル物理学賞を真鍋淑郎氏をはじめとする3人に授与すると発表した。韓国からは自然科学分野ではまだ1人もノーベル賞受賞者が出ていないだけに、記事は「韓国人は真鍋氏が受賞したニュースを聞いて気分が悪くなったに違いない」と主張した。

 記事は、真鍋氏について「現在は米国籍で米プリンストン大学の上席研究員だが、日本生まれなので日本人と見なせる」と指摘し、地球の気候と地球温暖化の予測に関する物理モデルへの貢献が受賞理由だと紹介した。

 また、米国籍を取得した人も含めると日本人のノーベル賞受賞者は28人となり、このうち12人が物理学賞を受賞していると指摘。1949年に湯川秀樹氏が日本で最初にノーベル賞を受賞した人だと伝えた。

 記事は、科学論文は英語で発表されることが多いので英語圏の受賞者が突出しているが、ドイツやフランス、スウェーデン、スイス、オーストリアなども比較的多くの受賞者を出しており、アジアでは日本とイスラエルが多いと強調。一方、韓国からはこれまで自然科学分野での受賞者は1人もおらず、金大中(キム・デジュン)大統領が平和賞を受賞しただけであることを伝えた。

 それで記事は、またもや日本の科学者がノーベル賞を受賞したことに「韓国人はうらやましくて仕方がないはず」と伝えつつ、韓国からノーベル賞受賞者が出ない理由については「韓国企業の研究方針があまりに現実的であり、長い時間をかけても成果が出るかどうか分からないような研究には消極的だから」と分析している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)