事実上の空母化に向けて改修中の海上自衛隊の護衛艦「いずも」が、米ステルス機F35Bの離発着試験を行ったことが伝えられた。「日本は将来的に2隻の空母を保有することになる」との見方もあるなか、香港メディアの鳳凰網は9日、日本は今後2隻の空母による空母打撃群を構築し、40機のF35Bを運用する可能性があると伝える一方、「中国の空母は将来的に数の点でも、質の点でも日本を圧倒することになる」と主張する記事を掲載した。

 記事は、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が3日に、四国沖でF35Bの離発着試験を行ったと伝え、これは自衛隊の能力を大きく変えるものであると主張し、日本は将来的に2隻の空母を保有し、中国が保有する空母打撃群に次ぐ戦力を保有することになると分析した。

 続けて、日本は尖閣諸島(中国名:釣魚島)や南シナ海問題などを理由に、長期にわたって中国を明確に意識してきたとし、中国に対応するために日本は大量の予算を武器や装備に投じてきたと主張。そしてヘリコプター護衛艦を空母に改修するのもその一環であると主張し、空母改修後の「いずも」はF35Bを14機から18機、最大で20機搭載できる可能性があるとし、日本が米国から調達するF35Bは42機であることから、これらのF35Bは2隻の空母で運用されるのではないかと主張した。

 一方、日本の2隻の空母打撃群が完成するのは2026年以降だと見られているとし、中国ではそれより先に次世代艦載機が配備される見通しで、3隻目の空母も就役するはずだと主張。そうなれば各空母で最大130機の次世代艦載機を運用できると主張し、数の点でも、質の点でも日本を圧倒することになるとした。

 続けて記事は、強化され続けている日本の海上戦力は自衛の範疇を越えており、もはや攻撃能力を持ったと言っても過言ではないと主張。今後、日本が原子力潜水艦を保有する可能性も浮上していると伝え、中国としては日本の軍国主義復活を強く警戒すべきだと主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)