日本のバブル経済は、世界に大きな影響を与えたと言えるだろう。中国メディアの快資訊は16日、日本のバブル経済は世界にどれほどの影響を与えたか、振り返る記事を掲載した。

 記事はまず、1980年代末に日本経済は「恐くなるほど」膨れ上がり、中国のGDPの10倍近くにまで成長したと紹介した。当時中国の人口は日本の10倍ほどだったので、大まかに言えば「中国人100人分のGDPが、日本の1人分に相当した」と振り返っている。

 脅威を感じたのは中国だけでなく、欧州がEUを結成し、旧ソ連が解体したのは、日本経済が間接的に関係していたと主張した。米国では日本の自動車メーカーが進出したことで地元企業の存続を脅かし、日本が世界中で展開したマネー外交は、「国連の常任理事国以上の政治的影響力を発揮するほどだった」と伝えた。

 もっとも、世界から「そのうち米国を超えるだろう」と目されるほど、力を付け過ぎた日本経済を米国が黙って見ているはずもなく、米国は「プラザ合意」を実現させたと強調。その後、日本経済はあっという間に「西洋経済の優等生から落ちこぼれ」に転落し、今となっては逆転の望みのかけらもないと締めくくっている。

 確かに、「バブル期に日本が世界に与えた影響」には甚大なものがあり、これは今の中国とよく重なると言える。中国としては、今後の中国経済を予測するのに、日本経済の歴史が気になるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)