中国のポータルサイト・網易に28日、「日本はなぜ中国の成長を恐れるのか」とする記事が掲載された。
 
 記事は、世界の競争が実は結局のところ文化の競争であるとし、近代は西洋文化が世界を主導する一方、東洋世界は西洋世界にしばしば蹂躙されてきたため、東洋の人びとは東洋文化の再興を期待していると紹介。そこで現在、多くの東洋諸国が大国として成長している中国を応援しているものの「例外もある。それが日本だ」と主張し、日本が中国の成長を恐れている理由について2つのポイントを挙げて考察している。
 
 まず1点めは、米国のスネをかじる権利を得るためだとした。日本がここまで発展できたのは、米国が世界の覇権を握っているからであり、日本人が「米国さえ健在であれば日本は安心してそのスネをかじることができ、発展の成果や豊かな生活を享受できる」と認識していると伝えた。そして、米国の地位が危うくなると日本の繁栄にも危機が到来することになるため、日本は米国以上に米国の世界のリーダーたる地位を守ることに躍起になり、その駒として中国に必死に抗おうとしているのだと論じた。
 
 次に、内心からくる自信のなさを挙げている。日本人は他人のことを自分本位に考える傾向があり、近代における行動がまさにその典型だったと主張。また、もし中国がかつて栄華を誇った唐の時代のような国力を持つようになったら日本が滅ぼされる可能性があると考え続けており、その自信のなさが中国に対する恐怖に繋がり、中国に抗おうとする考えに至るのだとした。そして「日本は無情かつ義理を知らない国であるゆえ、自らも立ち行かなくなることを知っての上でかつての『先生』に対しても刃を向けるのだ」との考えを示している。
 
 記事はその上で「それゆえ、今の日本は自らの危機を解すべく西側諸国のために中国と張り合っている。これに対し、わが国は断固として打撃を加え、近代のような歴史的な悲劇を再現してはならない」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)