近年、日本は毎年のようにノーベル賞受賞者を輩出している。2021年は愛媛県出身で米プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎氏がノーベル物理学賞を受賞した。

 真鍋氏を含め、日本出身のノーベル賞受賞者数は外国籍取得者も含めると計29人に達したが、ノーベル賞受賞者の国籍別のランキングでは日本は何位になるのだろうか。中国メディアの百家号は「ノーベル賞の受賞競争における強国ランキング」と題する記事を掲載した。

 世界で最も多くのノーベル賞受賞者を輩出している国は米国だ。記事は「米国は世界最大の経済大国であり、科学技術大国だ」と指摘し、ノーベル賞受賞者の数が米国の科学技術大国ぶりを物語っていることを指摘した。そして、米国が世界の人口に占める割合は5%に満たないにもかかわらず、ノーベル賞の自然科学分野における受賞者数の70%以上が米国人であると紹介。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など世界トップクラスの教育機関が複数ある米国は、科学技術への投資は国の未来への投資だと認識していると主張し、その成果はノーベル賞の受賞者の数を見れば良く分かると論じた。

 続けて、米国に次いで多くのノーベル賞受賞者を輩出しているのが英国であることを紹介。英国は産業革命を成し遂げ、世界で最も最初に工業化を果たした国であり、オックスフォード大学やケンブリッジ大学など世界で最も古い大学に名を連ねる高等教育機関が複数存在する英国は極めて高い科学技術力を持っている国だと論じた。

 さらに、米英に次ぐ3位はドイツ、4位はフランス、5位がロシア、6位がスウェーデンであり、7位が日本だと紹介。記事は、日本について「他国の進んだ事物を消化、吸収するのに世界で最も長けた国の1つ」であり、同時に研究開発能力も極めて高い国だと指摘し、日本は応用科学や医学の分野におけるノーベル賞受賞が比較的多いと指摘した。さらに、2001年以降に限っては日本の自然科学分野のノーベル賞受賞者数は米国に次ぐ2位の規模であると指摘し、「欧米諸国以外の国として最も多くのノーベル賞受賞者を輩出している日本が恐るべき力を持っているのは間違いない」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)