中国のポータルサイト・百度に10日、中国のGDPが年内にEU加盟27カ国の合計を抜き去る可能性が高いとする記事が掲載された。
 
 記事は、今から20年前、WTO(世界貿易機関)に加入したばかりの中国はGDPが1兆ドルあまりで米国の10%強に過ぎなかったとした上で、この20年の間に中国では天地をひっくり返すほどの大きな変化が生じ、急増するGDPは日本、英国、ドイツ、フランスといった資本主義大国をあっという間に抜き去ったと紹介。昨年の中国のGDPは14兆7300億ドルで、EU加盟27カ国のGDPの合計15兆1900億ドルにおよそ4500億ドルまで迫ったと伝えた。
 
 そして、国家統計局が発表したデータでは、中国の今年上半期のGDPが約8兆2228億4500万ドルで、欧州は約8兆3336億4900万ドルと、その差が1100億ドルにまで縮まったとし、欧州の経済回復が中国よりも鈍化していることを考えると、今年全年のGDPでは中国がEU加盟国の合計を追い抜くことがほぼ決定的だとの見方を示している。
 
 また、IMF(国際通貨基金)が今年の中国のGDPを17兆5000億ドルと予測しており、日本の3.5倍、ドイツの10倍となる見込みだと紹介。米国の予測は22兆9400億ドルであり、中国は米国の76.28%まで迫ることになるとした。そして、よほどのことがない限り、中国のGDPが2028年に米国を抜く可能性が非常に高く、米国を抜き去ることによって中国は「名実共に世界トップの経済強国になるのだ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)