中国のネット上では最近、愛国主義の高まりを受けて自動車も中国ブランドを買うべきとの主張がよく見られる。しかし、現実を見ると中国ブランド車を支持するのは難しいようだ。中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、購入から2年しか経過していない中国車のエンジンが廃棄処分になったと紹介する動画を配信した。

 配信者は中国人の自動車修理工で、顧客が持ち込んだ中国ブランドの高級SUV車を紹介した。この客は「新車で購入してから2年しか経っていないのにエンジンがもうダメになった」、「廃棄しかない」と話しているそうで、本当にそこまでひどい状態なのかを検証している。

 配信者はまず、マフラーの状態をチェックした。4本出しのマフラーはすべて筒の中が真っ黒のススだらけになっている。配信者は、「これはエンジンの燃焼に問題があることを示している」と説明した。次いでエンジンではプラグを外してチェックしているが、最近交換したばかりであることが明らかなのに、プラグにはカーボンが付いて真っ黒になっていて、やはり燃焼に問題があると説明した。

 それで配信者は、「このエンジンは8割方すでにダメだ」と結論している。プラグの様子からピストンに大きな問題があることは明らかだが、「メーカーにすべての責任があるとは言い切れない」と擁護した。ユーザーがメンテナンスを怠り、オイル交換をしていなかったなどの可能性もあるという。わずか2年でエンジンがダメになるというのは、中国車でもこれまで見たことがないと長年自動車修理をしている配信者は述べている。

 この動画に寄せられたコメントを見ると、「中国車を悪く言うな。ちゃんとメンテナンスしていればこのような問題は起きない」と擁護する意見もあったが、「中国車を買うことはお勧めできない。やはり日系かドイツ系の方が信頼できる」、「私の中国車も4年しか経ってないのにすでにボディがサビてきた」、「中国車を愛することはやっぱりできない」などのコメントも多く、中国車がユーザーの信頼を勝ち得るにはまだ時間がかかりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)