台湾は、中国人からすると近くて遠い島で、共通点が多くある一方で違いも少なくないと感じるようだ。中国のQ&Aサイト知乎にこのほど、「なぜ台湾の建築物や街の風景は日本によく似ているのか」と題するスレッドが立てられ、様々な意見が寄せられた。

 寄せられたコメントのうち、比較的多かったのが「歴史的要因」を指摘する意見だ。日本はかつて台湾を50年間にわたって統治しており、その際に多くの日本式建築物を作り都市を整備したからとの意見が寄せられた。実際、台湾総督府など当時の建築物が今も残っている。

 また、「地理的な要因」を挙げる人もいた。日本も台湾も同じ環太平洋火山帯に位置する島国で、温泉があって地震や台風が多いという共通点があるため、建築物も似てくると説明した。さらに「清潔さ」が似ているとの意見もあった。

 しかし、「台湾と日本は似ていない」という意見も少なくなかった。「台湾の建物は、その雰囲気や色使いが明らかに華南地区や東南アジアの特色だ。それに、台湾の家は窓に防犯の柵をつけており、エアコン室外機が乱雑に設置されている。これは日本との大きな違いだ」と指摘する人がいた。

 ほかにも「日本も台湾も行ったことがあるけど、全然似ていないよ。新しい通りは中国の大都市に似ていて、古い通りは福建の閩南地域にそっくりだ」とのコメントもあり、意見は分かれているようだった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)