新型コロナの感染が拡大する前、日本を訪れる中国人旅行客は右肩上がりで増加していた。初めて日本を訪れた中国人が決まって驚くことの1つが、「日本の道路のきれいさや平坦さ」だったという。

 日本の道路の平坦さやきれいさを称賛する声は中国で多く聞かれるが、中国メディアの百家号はこのほど、日本の道路は「国道や私道を問わず平坦で、しかも歩道まで平坦」であることを強調し、こうした点から日本人の仕事に対する厳格さが見て取れると論じる記事を掲載した。

 記事は、日本を初めて訪れた中国人が驚くことの1つが「道路の平坦さ」であると指摘しつつ、日本の道路は中国と違って「凹凸や穴」はほとんど存在しないと強調。「日本にしばらく滞在し、平坦できれいな道路を見慣れてから帰国すると、日本と中国の道路の質があまりに違っていて、違和感を覚えるものだ」と論じた。

 続けて、日本も中国もアスファルトの道路でありながら、両者の質はまったく違っていて、中国の道路は「つぎはぎ」だらけで、陥没事故なども珍しくないと紹介。中国は巨大なダムや大型の橋を数多く建設してきたことから、多くの中国人は自国について「インフラ建設大国」だと認識しているが、記事は「大型インフラの建設は問題なくとも、道路には交通事故につながるような亀裂や穴が数多くある」のが現状だと指摘した。

 記事は、日本の道路の質の高さを目の当たりにしたことのある人ならば、「日中の道路の質に大きな差がある理由を自問自答したことがあるはずだ」と主張し、質の高い道路を作り上げる日本人の真面目な仕事に中国は学ぶべきであると強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)