日本では新型コロナの感染者数が2021年8月にピークを迎えた後に急激に減少し、11月には新規感染者が50人を下回るまでになった。一方で、欧米や韓国では感染が再拡大している。中国メディアの騰訊は24日、日本でコロナ感染者が急減している理由を考察する記事を掲載した。

 日本だけ感染者数が急減している理由には、様々な要因が取りざたされているが、考えられているのは主に3つだと記事は指摘している。まずは「ワクチン接種率の高さ」で、日本のワクチン接種は始まりこそ遅かったが、日本人は接種が始まると我先に競って接種し、2021年11月の時点で接種率は75%を超えたと伝えた。

 これに加えて「マスクを積極的に着用していること」も大きな要因だと分析した。もともと日本人はマスクに抵抗がなく、積極的にマスクを着用しているので感染拡大を防いでいるとしている。これも、マスク着用を嫌がる人が多い欧米とは大きく異なっている。

 さらに、日本において「デルタ変異株が感染力を失った」という説も紹介している。変異を重ねたことでデルタ株が「自滅」したという考え方で、可能性は低いがワクチン接種率と感染対策の徹底と合わされば、あり得ない話ではないとした。

 全国で非常に厳しいコロナ対策を実施している中国でさえ、各地でブレイクスルー感染が相次いでいる。ロックダウンも行わずに感染者が急減した日本は、中国人の興味を引いているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)