中国に起源がある日本のラーメンだが、今日に至っては独自の発展を遂げて中国のラーメンとは全く違うものになっている。中国メディアの快資訊は20日、「中国の蘭州ラーメンはたったの7元(約125円)で食べられるのに、日本のラーメンはどうして50元(約900円)もするのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人にとってラーメンは中華料理を代表する食べ物の1つになっていると紹介した。「チャーハン・餃子と並んで、日本の三大中華料理に数えられている」ほどだ、とその人気ぶりを伝えているが、日本のラーメンは濃厚なスープとコシのある麺が特徴で、牛骨ベースで澄んだスープの蘭州ラーメンとは全く違っている。

 それだけでなく、中国では7元で食べられるのに、日本のラーメンは50元もすると価格の違いを指摘した。同じ麺料理なのになぜこんなにも値段に違いがあるのだろうか。記事は、「日本とは物価が違うため」で、日本のラーメンにはチャーシューやたけのこ、のりなどたくさんのトッピングが乗っているが、これらの具材はどれも高いからだと分析した。さらに「人件費も高い」と付け加えている。

 この点、中国の蘭州ラーメンの場合は一番コストがかかるのは牛肉だが、牛肉の産地である蘭州ではそれほど高価な肉ではなく、日本のようにトッピングをたくさん乗せるわけではないと指摘した。しかも人件費も安いため「7元」という低コストを実現させていると説明した。

 同じ「ラーメン」という名の料理だが、日本のラーメンと蘭州ラーメンは全く別の料理であり、単純に比較するのは難しいと言えるだろう。それぞれに違った良さがあり、日本のラーメンが中国人に愛されているのと同じように、日本にも蘭州ラーメンの専門店ができるほどファンが付いている。コロナが収束すれば、また日本のラーメンを楽しみに来日する中国人観光客の姿が戻ってくることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)