日本はきれいな国だと中国人の間ではもっぱらの評判だが、なかでも街を走る自動車が「まるで新車のよう」にきれいで驚く人もいるようだ。中国の動画サイト・西瓜視頻はこのほど、「日本の路上を走る車はなぜみんなこんなに新しいのか」と題する動画を配信した。

 動画では、日本の路上を走る車はみんなピカピカで、まるでどの車も新車に見えるとしたうえで、「日本はなぜ新車ばかりが走っているのか」と疑問を投げかけ、その理由を分析している。実際には日本の路上を走る車が新車ばかりでないのは明白だが、中国人からすると新車に見えるのだという。

 1つの理由として中国では、「日本の車検制度」にあると考える人が多いとした。日本の車検は、新車は3年後、それ以降は2年に一度と頻繁で、検査項目も多くて費用が高額になるため、車検を前に買い替える人も少なくないと紹介している。また、新車登録から13年を超えると自動車税と重量税が増税になることも、古い車が少ない要因だと分析した。

 中国では2014年9月から車検制度が変わり、最初の6年間は車検を受ける必要がなくなった。そのため、日本の車検制度は負担になると感じる中国人は多いようだ。しかし、動画の配信者は「日本の路上を走る車がきれいなのは、車検制度のほかにも理由がある」と分析している。それは、「公共の交通機関が発達しているので車の使用率が低い」ことと、「日本の気候のおかげで車が汚れにくい」ことだ。確かに日本の都市部は車を所有していても、車には毎日乗らないという人は多いだろう。また、中国と違って日本は黄砂や大気汚染の影響が少なく、汚れにくいのは事実だ。

 動画に対して、視聴者はそれぞれ持論を紹介していた。「手入れが行き届いていること、道路の状況が良いことも重要な要素」との意見を寄せる人や、「中国の車は安くないから、なかなか買い替えられない」という人もいた。

 しかし、最も多かったのが「日本の道路はきれいだ」との指摘で、中国は高層ビルの建設や道路工事が多くてほこりっぽいので、中国には真似できないとしていた。日本の道路を走る新車のようにきれいな自動車は、中国人の興味を引いているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)