近年多くの中国人旅行客が日本を訪れるようになったことで、日本は中国人にとって以前よりは身近な国になったと言えるだろう。そして実際に日本を体験することで、日本を見る目が変わった中国人も多いはずだ。しかし旅行で日本を知ることと、留学などで住んで理解することは違うようだ。中国メディアの百家号は22日、中国人が「日本に住んでみて分かったこと」を紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は日本に住んだ経験があるそうで、「日本に住むというのはどんな体験か」を紹介している。例えば、日本は静かな国であり、中国人の多くは「日本人は喧嘩をしない」と思っていると紹介する一方、実際には日本人だって喧嘩をするし、「中国人とは喧嘩の仕方が違うだけ」と伝えている。中国人の喧嘩は大声で激しいためすぐに分かるが、日本人は「喧嘩する時も小さくて優しい声だ」とした。

 他にも、人間関係が中国と違って希薄な傾向があり、近所の人に会っても頭を下げるだけで行き来する仲にはまずならないことや、「プレゼントするときは相手に気を遣わせないよう」ちょっとしたものを選ぶと伝えた。日本ではちょっとしたお菓子などがギフトになることもあるが、ささやかなものなら相手がお返しに悩まずに済むという気遣いからだ。中国ではプレゼントは大きければ大きく、高額であればあるほど良いという文化なので、感覚が違うと言えそうだ。

 他にも、「日本人は猫が大好き」と紹介した。自分で飼っている人も多いが、猫を飼えない人のために猫の形をしたお菓子やパン、抱き枕など様々な商品が販売されていて、「猫」に囲まれて生活することができるほどだ。中国にも猫好きはいるが、日本人の猫好きには遠く及ばないと言えるだろう。

 記事の中国人筆者はほかにも、住宅や気候、食文化の違いなど、多くの気付いた点を伝えている。こうした違いは、旅行者には見えてこないものばかりだと言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)