日本の住宅は、100年住宅という言葉があるほど、長く快適に住めることを目指している。政府が住宅のさらなる長寿化を求め、「200年住宅」を提唱したこともあるほどだ。中国メディアの捜狐はこのほど、「日本の住宅はなぜ200年も住めるのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本の住宅はいつまでも外観が新しいと紹介した。まだ新しく見える建物が、半世紀以上経っていることも珍しくなく、すぐに古びてしまう中国の建物とはずいぶん違うが、これはなぜなのだろうか。記事は設計とメンテナンスの2つに秘訣があると指摘している。

 まず設計に関しては、地震の頻発する日本では「建築基準法」により、地震が来ても「使用期限が100年以上」になるように住宅の強度が定められたと説明した。海外メディアも、「日本の厳しい建築基準は多くの人の命を救った」と称賛していると伝えた。

 しかし、どんなにしっかり建てたとしても、それだけで長く住み続けることはできない。記事は、日本では定期的に住宅のメンテナンスを行っていると感心している。例えば、あるマンションでは管理会社が日常の保守管理を行っているほか、50年間という長期のメンテナンス計画も実施していると紹介した。この計画に基づき、屋根やエレベーター、配管などを定期的に検査し、修理・取り換えを行っているので、住宅が長持ちすると解説した。

 中国の住宅のなかには、日本よりも高額な物件も少なくない。現地の物価からすると非常に高額なのに、住宅の寿命が短いというのは残念な話だ。日本の住宅から長寿の秘訣を学んでほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)