家庭用ロボット大手のエコバックス(科沃斯、603486/上海)は30日、子会社(孫会社)が年産2ギガワットアワーのリチウムイオン電池工場建設プロジェクトに投資することを発表した。
 
 エコバックスが30日に発表した公告によれば、子会社の蘇州泰鼎智能科技の全額出資子会社である泰鼎新能源(浙江)が約12億元を投じて浙江省湖州市に用地を取得し、年産2ギガワットアワーのリチウムイオンポリマー電池の生産工場を建設する。用地を取得し、建設許可が下りてから3カ月以内に着工し、18カ月以内に完成、生産開始を予定しているが、現時点で計画は初歩的な推算段階にあるため、今後の状況により投資額や着工時期などのスケジュールが大きく変動する可能性があるとした。
 
 また、プロジェクトの目的については、スマート家電、スマート家具、スマートロボットなどのリチウムイオン電池に対する増産ニーズを満たすためとし、プロジェクトの実施により製品の生産コストを有効にコントロールし、企業の業務発展、競争力向上を図ると説明している。
 
 エコバックスは1998年設立で、2018年5月に上海証券取引所メインボードに上場した。床掃除ロボット、窓掃除ロボット、空気清浄ロボットなどの家庭用ロボット製品を製造、販売する中国国内最大手メーカー。海外にも積極的に展開し、日本や米国、ドイツに販売子会社を設立して世界80あまりの国・地域の市場向けに販売を行っている。
 
 2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比14.17%増の219億7587万元、純利益は同30.01%増の15億7720万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)