コンクリート生産とレアメタル回収などを手掛ける金円環保(金円股フェン、000546/深セン)は5日、子会社によるチベット自治区の塩湖でのリチウム塩生産プロジェクトを発表した。

 同社が5日に発表した公告によれば、同社の子会社である西蔵阿里鋰源鉱業開発がチベット自治区阿里地区で「捌千錯塩湖1万トン級リチウム塩プロジェクト」への投資を行う。投資額は8億元で、第1期として2022年5月までに年産2000トンの炭酸リチウム生産設備を完成させ、生産を実現し、第2期として同11月までに年産8000〜1万トンの生産体制を作り、生産を開始する。年間約12億元の生産高を見込んでいる。

 また、プロジェクト推進にあたっては現地の労働力を優先的に採用し、必要に応じて地元の大学卒業生などの専門技術人材を受け入れるほか、現地の貧困支援、農村振興事業にも積極的に参加するという。

 金円股フェンは吉林軽工業輸出入公司を起源とし、1993年12月に吉林軽工股フェン有限公司として深セン証券取引所メインボードに上場。1995年に吉林軽工集団に、2005年に吉林光華控股集団に、2015年に金円水泥に社名変更し、2018年5月に現社名となった。

 2021年1〜9月期の営業収入は前年同期比19.76%増の71億9266万元、純利益は同14.88%減の3億4736万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)