コークス炉や炭鉱の開発、コークスや金属材料などの販売などを手掛ける山西美錦能源(美錦能源、000723/深セン)は7日に2021年の業績予測を発表した。

 同社の予測によれば、2021年12月期の純利益は25億〜30億元で、前年比259.54〜331.44%の大幅増となる。大幅増を見込む理由について同社は、コークス市場が好調だったことを挙げた。また、会社の所在地域で新型コロナウイルスの感染が発生しなかったこと、コークス生産設備建設プロジェクトとエチレングリコール・LNG連産プロジェクトが完成し生産開始したことで、主要製品の生産量が2020年に比べて増加したことなどを挙げている。

 同社は1992年に設立された福州天宇電気股フェン有限公司を前身とし、電器製品や機械製品、機材の製造販売を行なっていた。1997年4月に深セン証券取引所に上場し、2007年には1981年設立の美錦能源集団が90%の株式を取得、現在の社名に変更するとともに、主業務をコークス製品の販売を中心とするエネルギー分野に転換した。現在年産715万トンのコークス、630万トンの石炭生産能力を持つ、中国国内大手のコークス製造企業となっている。

 2020年1〜9月期の売上高は前年同期比75.7%増の157億7059万元、純収入は同344.81%増の20億2475万6541万元。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)