経済や軍事などあらゆる分野で台頭してきた中国は、日本に対する評価や見方が以前とは違ってきたようだ。中国メディアの百家号はこのほど、「日本の総合的な国力はどれほどか」と題する記事を掲載し、日本の国力について8つの分野を分析した。

 まず「経済」の分野では、工業の実力は世界4位ほど、経済力は世界3位であるとし、「まずまずの実力」と評価している。「人的資源」は、1億を超える人口で国民全体の教育程度が高いとしつつも、高齢化が深刻なので、総合すると中国、米国、ロシア、インドに次ぐ位置で、ドイツや英国、フランスと同程度だと分析した。

 「天然資源」では、食料の多くを輸入に依存し、鉱物資源はほとんどないので「最下位レベル」だと主張した。「資本」については、経済が早くから発展していたので相当の実力があり、米国、中国、英国に次ぐ4位だと評価した。特に、海外資産が多いことを高く評価している。

 「科学技術」は、ノーベル賞受賞者を多く出していて、ハイテク分野での技術の蓄積があるので、米国、中国に次ぐ3位の競争力だと分析した。「政治」の分野では、米国主導で作り上げたシステムの中にうまく入っているので、世界4位か5位の位置にあると論じた。

 「軍事」の実力は、核を保有していないという一点で上位に入ることはないと主張し、平和憲法の制約もあるので「トップ10にも入れない」とした。「文化と国際的影響力」では、文化輸出に成功しある程度の影響力があるものの、日本文化は中国が由来だとしている。

 それで記事の中国人筆者は、これら8つの分野を総合すると、日本の実力は米国、中国、ロシア、英国、フランス、ドイツ、インドに次ぐ「世界8位」になると主張した。しかも、この順位はかなり高めに評価した結果だとしている。あくまでも筆者個人の主観による評価だが、いずれにしてもあらゆる分野で中国は日本を上回ったと言いたいようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)