厦門唯科模塑科技股フェン(唯科科技、301196/深セン)が1月11日、深セン証券取引所創業板に初上場した。公開価格64.08元に対し、初値は0.1%安い64.00元だった。終値も公開価格を6.07%下回る60.19元だった。

 同社は2005年設立で、主に精密射出成形金型の開発、設計、製造、販売を手掛ける。また、射出成形部品や空気清浄機を主とする健康製品の製造、販売業務も行なっている。中国金型工業協会より「中国精密成形射出金型重点中核企業」に認定されており、福建省や上海市、天津市の国内工場に加え、ドイツ、マレーシアにも生産拠点を持つ。取引先もアジアや欧米の電子、自動車、家具、健康器具企業と広範である。売上の約半数を射出成形部品が占めており、健康製品が約30%、精密射出成形金型が約20%となっている。

 2020年1〜12月期の売上高は9億1053万元(前期比30.2%増)、純利益は1億6678万元(同76.3%増)。2021年1〜9月期の売上高は9億1166万元(前年同期比55.99%増)、純利益は1億4740万元(同61.22%増)。

 新規上場に伴う公募による調達見込みの7億7497万元(約140億円)は、約49%の3億8022万元を唯科ハイエンドスマート成形技術産業パークプロジェクトに、約40.2%の3億1149万元を唯科成形スマート製造プロジェクトに、約7.9%の6108万元を唯科技術センターの改良に、約2.9%の2217万元をマーケティングサービスネットワーク建設に用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)