中国自動車最大手の上海汽車集団、2021年の新エネ車生産2.4倍増
同集団が7日に発表した速報値によれば、2021年におけるグループ全体の年間自動車生産台数は前年比0.17%増の547万3493台だった。そのうち、新エネルギー車の生産台数は73万2642台で、前年比140.3%の大幅増になった。これにより、年間の自動車生産台数に占める新エネルギー車の割合は、2020年の5.6%から13.4%へと大きく高まった。
上海汽車集団は2020年の自動車販売台数が560万台で、中国国内では15年連続トップ。早い時期より独フォルクスワーゲンや米ゼネラルモーターズとの合弁ブランド車を生産しており、2020年現在のグループ自動車販売数に占める合弁ブランドの割合は53.6%、自前ブランドの割合は46.4%となっている。2021年の米紙フォーチュン・グローバル500では60位で8年連続でトップ100に入り、世界の自動車企業では8位となった。1997年に上海証券取引所メインボードに上場している。
2021年1〜9月期の営業収入は5527億1273万元(前年同期比10・84%増)、純利益は203億4979万(同22.24%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)