医薬品中間体の受託製造を手掛ける誠達薬業股フェン(誠達薬業、301201/深セン)が1月20日、深セン証券取引所創業板に新規上場した。公開価格72.69元に対して初値は6.99%高い77.77元だった。

 同社は1999年設立の民営企業。国内外の製薬会社、研究機関に対する重要な医薬品中間体の受託製造(CDMO)や、カルニチン製品の研究開発、生産、販売を手掛ける。供給する中間体は腫瘍、HIV、B型・C型肝炎、骨髄線維症、てんかん、パーキンソン病などさまざまな治療分野に用いられており、世界30カ国あまりに輸出している。

 中国国内のCDMO市場シェアは0.80%、カルニチン製品の世界シェアは2018年の9.45%から2020年には14.25%まで上昇。世界有数のカルニチン製品供給業者となっている。

 2020年12月期の売上高は3億7303万元(前期比26.9%増)、純利益は1億1960万元(同120.7%増)2021年1〜9月期の売上高は2億8986万元(前年同期比8.58%増)、純利益は7037万元(同7.78%増)。

 新規公開により調達予定の5億1328万元(約92億円)は、約79%の4億328万元を医薬中間体プロジェクト、原料薬プロジェクトおよび研究開発センター拡張プロジェクトに使用する。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)