深セン証券取引所創業板に上場し、注射剤薬品の包装材料を扱う江蘇華蘭薬用新材股フェン(華蘭股フェン、301093/深セン)は21日、2021年12月期の業績予告を発表し、純利益が前期より大幅に増加する見通しを示した。

 同社の業績予告によれば、2021年12月期の純利益は2億〜2億4000万元で、2020年12月期の8135万元から145.83〜194.99%の増益となる見込み。大幅な増益予測の理由について同社は、新型コロナワクチンの大量接種により、同社が製造するワクチン用バイアルのプラグの売上が大幅に増加したこと、新型コロナワクチン以外の各分野においても被覆ゴムプラグ製品の販売が好調だったことを挙げている。

 同社は1992年設立の民営企業で、2021年11月に深セン創業板に上場した。注射用のアンプルやバイアルを始めとする医薬品の密封包装に用いるゴムキャップ・プラグ、フッ素樹脂被覆ゴムキャップ・プラグの製造、販売をおこなっている。2019年における医薬品用ゴムキャップ・プラグの販売数は40億個で中国国内市場シェアは10%、被覆ゴムキャップ・プラグの販売数は5億6700万個で中国国内シェアは28%。2021年1〜6月期の売上高は3億9798万元(前年同期比87.93%増)、純利益は1億787万元(182.78%増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)