深セン証券取引所メインボードに上場している、LEDバックライト光源などのメーカー、深セン市宝明科技股フェン有限公司(宝明科技、002992/深セン)が1月21日に2021年12月期の業績予測を発表し、大幅な純損失が生じる見通しを示した。

 同社の予測によれば、2021年12月期の純損失が2億8000万〜3億8000万元に達し、前期の純利益3088万元に対して1006.52%〜1330.28%の利益減となり大きな赤字に陥る見込みだ。

 大幅な損失が生じる見込みとなった理由について同社は、携帯電話のバックライト市場の競争が日増しに厳しくなるのに伴って注文価格が下落し続け、一部型番製品の販売価格が製造コストを補填できない状態となり、バックライト光源製品の収入と利益が大きく落ち込んだこと、企業会計準則に基づき会社の各種資産を検査したところ、一部の資産で見つかった一定の価値減少を計上したことを挙げている。

 同社は2006年設立の民営企業で、2020年8月に深センメインボードに上場した。LEDバックライト光源の研究開発、設計、生産販売および静電用量式タッチパネルの加工を手掛け、スマートフォン、タブレットパソコン、デジタルカメラ、車載ディスプレイ、医療用ディスプレイ、工業用制御ディスプレイなどの分野に応用されている。2021年1〜9月期の売上高は8億2022万元(前年同期比18.76%減)、純損失は1億4971万元(前年同期比390.67%損失増)。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)