精密電子部品メーカー、奕東電子科技股フェン(奕東電子、301123/深セン)が1月25日、深セン証券取引所創業板に新規上場した。公開価格37.23元に対し、初値は37.0%高い51.00元だった。

 同社は1997年設立の民営企業。フレキシブル基板(FPC)、コネクタ部品、LEDバックライトモジュールの開発、生産、販売を主業務とし、コンシューマー電子、通信、新エネルギー、自動車電子、工業、医療などの分野に利用されており、BYD、寧徳時代、アンフェノール、モレックス、TEコネクティビティなど国内外の著名企業を顧客に持つ。売上構成はFPCとコネクタ部品がそれぞれ全体の約40%、LEDバックライトモジュールが15%程度を占める。

 2020年12月期の売上高は11億7534万元(前期比11.40%増)、純利益は1億8402万元(同78.59%増)。2021年1〜9月期の売上高は10億7586万元、純利益は1億4328万元(前年同期の数値は未公開)。2021年12月期の予想売上高は14億5000万〜15億元(前期比23.37〜27.62%増)、予想純利益は2億〜2億2500万元(同8.57〜22.14%増)。

 新規上場により調達予定の9億1411万元(約164億円)は、約39%の3億5702万元をプリント基板生産ライン建設プロジェクトに、約36%の3億3080万元を先進製造拠点建設プロジェクトに、約14%の1億2628万元を研究開発センター建設プロジェクトに用いる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)