いろいろあった2021年も残りあとわずか。そういえば、ふるさと納税をお忘れではないでしょうか。全国で受付中の様々なふるさと納税のなかには、城の整備や復興を目的とした寄附があります。また、城に関わりがある市町村に寄附するという考えもあります。ふるさと納税がきっかけで城がもっと身近な存在になるかもしれませんよ。※2021年10月 2021年の情報に更新

■ふるさと納税を活用した城への寄附
2021年春に天守閣が完全復旧し内部公開もスタートした熊本城(熊本県)を筆頭に、城の復旧や保存・整備を目的とした、「ふるさと納税」による寄附が注目されています。

日本100名城の福山城(広島県福山市)では、2022年に迎える築城400年を記念し、西国鎮衛として城郭史上価値ある福山城の魅力を現在によみがえらせ、後世に価値を伝える事業として、「福山城築城400年記念基金」が立ち上げられています。城びとでもおなじみの小和田哲男先生(静岡大学名誉教授)や、春風亭昇太さんも応援サポーターとして名を連ねています。

■ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、地元や応援したい地域に寄付ができ、納税者は所得税や住民税の還付・控除が受けられる上に、特産の食材や伝統工芸品などを返礼品としてもらえる制度です。

ふるさと納税といえば返礼品が注目されがちです。もちろん、こだわりの城関連グッズの返礼品もお楽しみですが、返礼をともなわない寄附については、手数料が引かれずに対象の市町村に寄附金がわたります。城ファンにとっては、城の保全や整備に活用され、城が美しい姿を見せてくれるのが、何よりうれしい「返礼品」なのではないでしょうか?