秋の行楽シーズンに、旬の城下町と城を目指すローカル線の旅はいかがでしょうか? 岐阜県東部を走る明知鉄道は、その名の通り武将・明智光秀ゆかりの地を走るローカル路線。2018年に放送されたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』のロケ地である城下町岩村も通ります。岩村駅では、城下町をのんびり歩きながら、日本100名城・岩村城に登城。終点の明智駅では、2020年大河ドラマの主人公、明智光秀の面影を訪ねながら明知城を目指します。

出発地の恵那駅付近には中山道「大井宿」の跡が残る
名古屋駅からJRを使って約1時間、恵那駅で乗り換えるところから城旅はスタート。恵那駅周辺は、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主人公、明智光秀ゆかりの里でもあります。すぐにでも出陣! とはやる気持ちを抑えて、まずは中山道「大井宿」の「枡形」を見学に行きましょう。

恵那駅から400mほど歩くと、江戸時代の五街道のひとつ、中山道「大井宿」の跡が残っています。大井宿の入口に設けられているのは、宿の安全防備の役割を果たす「桝形」。外からの見通しを遮り、侵入者の直進を妨げる機能は、実際に歩いてみてこそ実感できます。この後訪ねる、城下町岩村でも桝形が見られますのでお見逃しなく。

散策を楽しんだ後は、恵那駅へ戻り明知鉄道に乗車。明知鉄道は、恵那駅から終点の明智駅までの約25.1kmを11の駅が結び、地元では「あけてつ」の愛称で親しまれています。鉄道を指す場合は「明知」鉄道、駅名は「明智」駅と、表記が少しややこしいですね。