全国各地をめぐり桜の名城を紹介する「全国縦断!桜を愛でる花見の城」。今回は東北・北海道の名城を紹介します。東北・北海道は桜の開花が遅いので、桜まつりなどのイベントもゴールデンウィークまで開催されています。東北や北海道では5月初旬まで桜まつりが行われている場所も多いので、10連休を利用して足をのばしてみるのも良いかもしれませんね。

[会津若松城]桜と赤瓦が奏でる春のハーモニー
「鶴ヶ城」とも呼ばれる、赤瓦の天守が美しい会津若松城(福島県)。戊辰戦争の戦いの一つで、新選組の齋藤一も参加していた会津戦争の舞台となった城です。新政府軍の砲撃にさらされた天守は大きく損壊し、戦後取り壊されてしまいましたが、1965年に外観復元されました。

会津若松城には約1,000本の桜が植えられており、4月上旬頃から開花しはじめます。見頃時期に行われる「鶴ヶ城さくらまつり」では子ども会による神輿行列や桜を見ながら地酒を楽しめるイベントなどが開催。夜桜のライトアップも行われ、1,000本の桜と天守が幻想的な風景を織り成します。

[桜の見頃]4月中旬〜4月下旬
[イベント]鶴ヶ城さくらまつり
開催日:2019年4月5日〜5月6日 
会場名:鶴ヶ城本丸他
アクセス:JR若松駅からバスで「鶴ヶ城入口」下車、徒歩約5分

[二本松城]霞の城にたなびく桜雲
戊辰戦争激戦地の一つであり、二本松少年隊の悲劇などで知られる二本松城。城内には少年隊の銅像や顕彰碑が立ち、藩に殉じた少年たちの姿を今に伝えています。城跡には約2500本の桜が咲いており、城に桜色の雲がかかったような光景を楽しめます。

[桜の見頃]4月中旬〜4月下旬
[イベント]二本松の桜まつり
開催日:2019年は4月上旬〜5月上旬を予定 
会場名:霞ヶ城公園
アクセス:JR二本松駅から徒歩約20分

[船岡城]桜のトンネルをくぐり抜けて訪ねる「桜まつり」
陸奥国の要衝に築かれ、江戸時代は仙台藩の支城として仙台城(宮城県)や白石城(宮城県)などともに防御ラインを形成していた船岡城(宮城県)。はじめ原田氏が城主として置かれていましたが、伊達騒動により原田氏が断絶すると代わりに柴田氏の城となります。廃城後は船岡城址公園となっており、1975年には山頂に船岡平和観音が建設されています。

船岡城址公園には約1,000本の桜が植えられており、城下の白石川堤防沿いの桜並木と一体となった光景は宮城で唯一の「日本さくら名所100選」に選ばれるほどの美しさです。船岡城がある柴田市では4月上旬〜下旬にかけて「しばた桜まつり」が開催され、県内外から20万人もの花見客が訪れます。

[桜の見頃]4月上旬 〜 4月中旬
[イベント]しばた桜まつり
開催日:2019年4月3日〜21日
会場名:船岡城址公園
アクセス:JR船岡駅から徒歩15分