[弘前城]日本三大桜名所
弘前藩の初代藩主・津軽為信と息子・信枚(のぶひら)が居城として築いたのが弘前城(青森県)。もとは鷹岡という地名でしたが、城の完成後に天守をはじめとする城内の建物が落雷で焼失してしまい、これを伯母の祟りと信じた信枚は鷹岡を弘前と改称し、城も弘前城と改めました。江戸時代後期に建てられた天守(御三階櫓)は弘前城のシンボルとして現在まで残っています。

弘前公園には明治時代から市民による桜の植栽が行われ、今ではその数、約2,600本。これらの桜が一斉に咲く光景の美しさは「日本三大桜名所」に数えられるほど。弘前城では毎年「弘前さくらまつり」が開催されており、津軽の名物が楽しめる他、子どもたちも大喜び間違いなしの遊具施設も設置されます。弘前城では、現在、本丸の石垣修復工事のため天守の曳屋が行われているので、普段とは違う桜景色も楽しめます。

[桜の見頃]4月下旬 〜 5月上旬
[イベント]弘前さくらまつり 
開催日:2019年4月20日〜5月6日
会場名:弘前公園
アクセス:JR弘前駅からバスで「市役所前公園入口」下車、徒歩すぐ

[松前城]町の「花守」たちが残した江戸の桜
松前城(福山城/北海道)は、ロシアの艦隊が日本に接近していた幕末に北方警備を目的として築かれた城。戊辰戦争の戦場ともなっており、この戦いで城の建物の多くが失われました。

天守は明治の廃城令後も残っており、旧国宝にも指定されていましたが、1949年の火事で焼失。しかし、町民たちの働きかけなどにより1961年に再建され、現在は松前公園として町民の憩いの場となっています。

松前公園には藩主一族や藩士らが植えた桜など約250種類1万本の桜が残されており、これらは町民や研究者たちよって大切に守られてきました。

毎年行われる「松前さくらまつり」では郷土芸能やバンドなどのライブ、松前の美味しいものが堪能できる物産フェアなどが行われます。祭り最終日には遅咲きの桜「関山」を見ながら美味しいジンギスカンを楽しめる「大観桜会」も開催。

[桜の見頃]4月下旬 〜 5月下旬
[イベント]松前さくらまつり
開催日:2019年4月27日〜5月15日
会場名:松前公園他
アクセス:JR木古内駅からバスで「松城」下車、徒歩約10分