公益財団法人日本城郭協会では、日本を代表する文化遺産であり地域の歴史的シンボルでもある城郭・城跡をより広く知ってもらうことを目的として、各都道府県から1〜数城ずつ「日本100名城」「続日本100名城」を選定しています。いわば日本100名城・続日本100名城は「見ごたえあり」というお墨付きのようなもので、これからお城めぐりを始めたい方にぜひオススメ! とはいえ「200城もあると選べない」「地元の近くにどんな100名城があるか知りたい」という方も多いはず。そこで城びとが、注目の日本100名城・続日本100名城をエリア別にご紹介! 今回は【東日本・関東・甲信越編】です。

【青森県】往時の生活空間を復元!南北朝時代に築かれた中世の城「根城」(日本100名城)
南部地方という名の由来にもなった南部氏が南北朝時代に築き、江戸時代まで約300年間存続した根城(ねじょう)。「史跡根城の広場」として整備された城内には、発掘調査をもとに本丸の主殿などの建物が復元されています。

興味深いのは、実際に馬が繋がれているかのように復元された上馬屋や、正月十一日の儀式の模様を再現した主殿など、当時の生活風景が体感できるようになっていること。中世の城郭が目の前に鮮やかに浮かぶかのよう!

【宮城県】現存する石垣から往時のスケールを実感!伊達政宗の居住「仙台城」(日本100名城)
戦国武将の中でも指折りの人気を誇る伊達政宗が拠点にした仙台城。市内を一望できる青葉山の一角に築かれていたため、散策路を歩いて登るとけっこう大変! 政宗公も城まで毎日登るのが大変で、やがて麓の屋敷で過ごすことが多くなったそうですが、それも納得です。

広大な敷地の中に当時の建物は現存していませんが、それを補って余りある見どころが数々の石垣。なかでも本丸北面の石垣は長さ179mにわたり、高さは最大で17m! 往時のスケールと守りの堅さがありありと伺えます。