初心者向けにゼロからわかりやすく解説する「超入門!お城セミナー」。そのうち、天守、石垣、城門といったお城の見どころを鑑賞する際に押さえておきたいポイントをまとめました。お城めぐりが初めての方も、もっと細部まで掘り下げて鑑賞したいという方も必読です!

天守ってどれも同じ形じゃないの?
お城のシンボルにして最大の見どころといえば、空に向かって高くそびえる天守。一見するとどのお城の天守も同じようですが、実はその形は千差万別なのです。

天守の形は大きく分けると「望楼型(ぼうろうがた)」と「層塔型(そうとうがた)」の2種類。さらに、天守に附属する建物によってさらに種類が細分化されます。それぞれの特徴を知っておくと、鑑賞したお城の個性がより鮮明に記憶に刻まれるはずです。

天守には「黒」と「白」がある!?
全国各地のお城に残っている天守の鑑賞ポイントは、形だけではありません。その個性は、外壁の色にも表れています。

漆黒の松本城(長野県)に代表される「黒い天守」と、純白の姫路城(兵庫県)が真っ先に思い浮かぶ「白い天守」。どちらの色も美しいですが、色の違いには何か意味があるのか?実は、外壁の仕上げ方に要因がありました。

石垣って積み方に違いがあるの?
城を代表する防御設備である石垣。火災などで焼失しやすい天守とは対照的に、だいたいの城跡には石垣が現存しています。

ところで、石垣は積み方を見れば造られた時代をある程度判断できるって知っていましたか? その見分け方は、時代によって異なる石垣技術が大きなポイントなのです。