お城を持てない大名はどんな所に住んでいたの?
「一国一城の主」という言葉があるように、武士にとって自分の城を持つことは最高のステイタス。でも、一国一城令が制定された江戸時代には、せっかく大名になってもお城を持てなかったというケースが珍しくなかったのです。

とはいえ国を治めるには、住居も役所も必要。そこでお城のない大名たちは、城の替わりになる住居兼役として「陣屋」を構えていました。

お城の近くにはお役所がある!?
立派な遺構が残っていてアクセスも便利な近世城郭に訪れると、市役所や県庁などの建物を近くに目にすることがよくありますよね。

実はそれ、偶然ではありません。全国各地のお城は、いわば地方行政の中心地。江戸時代から明治時代にかけての治世システムの変遷を見ていくと、その答えが浮き彫りになってきます。