【長崎県】防人たちの残り香を感じられる古代山城「金田城」(続日本100名城)
お城というと戦国時代や江戸時代に建てられたものというイメージがすぐに浮かびますが、武士が登場するより前の飛鳥時代・奈良時代に築かれた「古代山城」もあるのです。その数少ない古代山城の一つが、対馬にある金田城。大陸の強国からの防衛を目的に築かれ、見事な石塁が現存しています。

散策コースは大きく分けて、標高276mの城山山頂まで登る「山頂コース」、城門をはじめ石塁を中心に散策する「石塁見学コース」、急傾斜の難所を乗り越える「結合コース」の3つがあります。これらを歩けば隅々まで金田城を見学できるので、千年以上も前の人々と同じ道のりをたどってみましょう。

【大分県】瀧廉太郎も愛した、曲線美の石垣群が見どころ「岡城」(日本100名城)
作曲家・瀧廉太郎が唱歌『荒城の月』の着想を得たとされる岡城。その最大の特徴は、曲線を多用した石垣群。まるでヨーロッパの古城を思わせるような独特なデザインの城郭は、美しいの一言です!

岡城の石垣群の見どころは、曲線美だけではありません。上部の凹部分から横木を渡した大手門石垣や、崖の上に築かれた三の丸高石垣など、それぞれ個性的かつ圧巻。瀧廉太郎も眺めたであろう山々の眺望も必見です!

【大分県】天然の要害から織豊系城郭へと進化「角牟礼城」(続日本100名城)
切り立った岩山などの形状を生かした天然の要害として古くから使われ、数々の戦いでも落城しなかった堅固な城として知られる角牟礼城。豊臣秀吉の家臣である毛利高政が織豊系城郭へと改修し、石工集団・穴太衆による穴太積は大きな見どころです。

関ヶ原の戦いの後に領主となった久留島氏が徳川家へ従う意思を示すため廃城にしましたが、実は陣屋の敷地を城郭のような造りに変えていたのだとか。その裏に込められた久留島氏の思いを想像しながら城内をめぐってみるのもよさそうですね。