初心者向けにゼロからわかりやすく解説する「超入門!お城セミナー」。私たちが現在当たり前のように見ているお城は、果たして何のために造られ、どのように使われていたのか? そうした改めて問われると答えに困ってしまう「お城の歴史」を紐解く記事をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

京都に「二条城」は4つもあった!
古都・京都を代表する城といえば、世界遺産にも登録されている二条城。実は現在見ることのできる二条城は4城目で、その以前にも場所を移して3度も建て替えられていたのです!

織田信長が築いた将軍御所(旧二条城)と新御所(二条御所)、豊臣秀吉が聚楽第完成前に築いたお屋敷(妙顕寺城)、そして徳川家康が将軍家の威光を示すために築いた現在の二条城。天下人が替わるごとに築き直された各城の背景に迫ると、歴史の面白さがより見えてきます。

織田信長が最大のピンチに陥った戦とは?
天下統一まであと一歩と迫った戦国時代の風雲児・織田信長。そんな彼が命からがら逃げなくてはならなかった戦といえば、朝倉義景と浅井長政を敵に迎えた「金ヶ崎の退き口」です。

この攻防の舞台となった金ヶ崎城(福井県)は、敦賀湾に突き出た比高約86mの丘上に築かれ、三方を海に囲まれた要害。見るからに険しい山城を実際に散策し、木下秀吉(後の豊臣秀吉)と明智光秀が殿(しんがり)を務めた激しい撤退戦を偲んでみてはいかがでしょうか。