あなたは「投資」に関心を抱いたことがあるだろうか?また、投資に対してどのようなイメージを持っているのだろうか?投資未経験者の中には、「知識が無いまま手を出すと危ない」「ハイリスクであり、損失が出た場合のダメージが大きい」「軽い気持ちで他人を信用して、大金を騙し取られる可能性もある」といった悪い印象を持ち、なかなか投資に手を出せないという方も多いだろう。では、実際の投資経験者の中で、詐欺などの危険な目に遭ったことのある人はどのくらいいるのだろうか?そんな疑問に対し、1000人以上の個人投資家を育成した奥澤智宏氏が代表を務める『大阪FX教室』が、投資経験のある人を対象に「投資にまつわる詐欺」に関する調査を実施した。

詐欺の疑いのあるアプローチを受けたことがある投資経験者は約3割

はじめに、現在行っている投資の種類を質問したところ、上記のような結果となった。続いて、周囲に投資詐欺被害に遭った人や、詐欺疑いのあるアプローチを受けた経験がある人はいるのかを聞いた。

「周囲に投資詐欺被害に遭った、もしくは詐欺の疑いのあるアプローチを受けた経験のある方はいますか?」と質問したところ、『詐欺の疑いのあるアプローチを受けた方がいる(16.6%)』『詐欺被害に遭った方がいる(14.5%)』と続いた。

さらに「ご自身が投資詐欺被害に遭った、もしくは詐欺の疑いのあるアプローチを受けた経験はありますか?」と質問したところ、『詐欺の疑いのあるアプローチを受けたことがある(19.2%)』『詐欺被害に遭ったことがある(10.4%)』という結果が出た。

このことから詐欺疑いのアプローチを含めると、どちらも約3割ほど詐欺被害の経験があることが明らかになった。

被害件数が最も多い投資詐欺は【運用資金の持ち逃げ】!その手口とは?

続いて「実際にどのような投資詐欺を受けましたか?合致するものがなければ近しいものをお選び下さい(複数回答可)」と質問したところ、『運用資金(株式・FXなど)の持ち逃げ(28.6%)』と回答した人が最も多く、次いで『商材詐欺(内容が薄い高額商材)(27.6%)』『ポンジ・スキーム(24.8%)』『海外FXのコピートレード(22.9%)』『自動売買ソフト詐欺(22.9%)』『架空の未公開株、非上場株の購入(12.4%)』と続き、実にさまざまな投資詐欺があることがわかった。そこで、実際に受けた詐欺被害を詳しく聞いてみた。

■実際に受けた詐欺被害の実態とは?
・マルチ商法(30代/女性/専業主婦)
・家族が友達から勧誘され投資しましたが、最初は配当があったけど、以後全く配当はなく、解約もできない状態(30代/女性/会社員)
・仮想通貨投資金額の持ち逃げ(50代/男性/自営業・自由業)
・NORAコインを投資して騙された被害を受けたのが悔しいです(60代/男性/会社員)

さらに「詐欺被害によって生じた損害額を教えてください」と質問したところ、『100万〜500万円未満(32.4%)』と回答した人が最も多く、次いで『10万〜100万円未満(23.8%)』『10万円未満(14.3%)』『500〜1,000万円未満(13.3%)』『1,000〜2,000万円未満(11.4%)』と続き、約6割の人が投資詐欺で100万円以上の被害に遭ったことが明らかになった。

投資詐欺のきっかけは【SNS】【マッチングアプリ】だったと答えた方が最多

約6割の方が投資詐欺で100万円以上の被害に遭ったことも明らかになりましたが、詐欺によって奪われたお金は戻って来たのだろうか?そこで「詐欺被害によって生じた損害は返ってきましたか?」と質問したところ、『返ってこなかった(69.5%)』『少し返ってきた(30.5%)』となり、投資詐欺では被害金額が返ってくることの方が少ないということがわかった。続いて「詐欺被害に遭ったきっかけは何でしたか?(複数回答可)」と質問したところ、『SNS(22.9%)』『マッチングアプリ(22.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『友人・知人の紹介(19.1%)』『通話アプリ(17.1%)』『インターネット広告(17.1%)』と続いてSNSとマッチングアプリが最多。また、友人や知人の紹介がきっかけだったという人も。このことから、身近な場所で詐欺が行われていることが浮き彫りになった。

詐欺被害を回避できた方たちが、怪しい投資話を見抜けた理由は?

「詐欺の疑いがある話を持ちかけられた際の、きっかけは何でしたか?(複数回答可)」と質問したところ、『SNS(48.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『友人・知人の紹介(20.2%)』『インターネット広告(19.7%)』『ビジネスでの出会い(17.1%)』『セミナーや講習会などのイベント(16.6%)』と続き、およそ半数がSNS経由で詐欺疑いの話を持ちかけられたと回答した。では、詐欺被害を回避した人は、どのような理由で詐欺を疑い、どのようにして断ったのだろうか?

■詐欺かもしれないと思った理由と断り方とは
・絶対に勝てる秘訣教えます!とのDMがきた。胡散臭いので連絡しなかった(30代/女性/会社員)
・話がうますぎる。そんなに簡単にお金儲けはできないと感じた。年収はあるけど、ローンの支払いや学費でお金はないと断った(40代/女性/公務員)
・リスクも手数料も無く儲かる話はない。一切話の相手をせずにひたすらに断った(50代/男性/会社員)
・インスタの有名人を騙る投資広告、明らかに怪しかった。詐欺の可能性を報告して遮断した(60代/男性/会社員)

これらから、リスクが無い、簡単にお金儲けができるといった、話がうますぎる投資話は、詐欺を疑った方がよいことがわかる。また詐欺まがいの投資話を断るときには、迷いを見せずにきっぱりと断ることが大切という回答も複数見られた。

【調査概要】「投資にまつわる詐欺」に関する調査
調査期間/2023年9月29日(土)~2023年9月30日(日)
調査方法/リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
調査人数/1,007人
調査対象/調査回答時に 投資経験のある方(東京、大阪在住者のみ) と回答したモニター
モニター提供元/ゼネラルリサーチ

投資経験者の約3割が詐欺のアプローチを受けた経験あり!被害を防ぐために必要なことは?

今回の調査で、およそ3割の投資経験者が詐欺被害または詐欺疑いのアプローチを受けた経験があることが明らかになった。さらに、詐欺被害に遭ったうちの約6割は100万円以上の被害を受けており、投資詐欺の多くはSNSやマッチングアプリ、友人の紹介など、身近で起こっていることも判明した。

話がうますぎる投資話は詐欺を疑うことが必要だが、そもそも自分自身が正しい知識を身に付けて投資を行うことが重要なのではないだろうか。