横浜スタジアムで「可愛過ぎる売り子」として注目され、芸能界デビューしたほのか。バラエティー番組では、ドッキリにかけられ「わたし『CanCam』モデルなのに〜」と嘆く姿が記憶に新しい。その一方で、ボディコンテスト、ボクシングにも挑戦するガチ体育会系女子として、話題作りに事欠かない。
そんな彼女が、ヤンキー漫画のヒット作『東京卍リベンジャーズ』や『特攻の拓』にも登場するマシン・カワサキ「KH400」を購入したのだ。
──中型免許を取ってまだ2ヵ月弱ですが、ガンガン乗っていますか?
はい、練習でお台場や浅草まで行ったりしました。まだ高速は走ってないですね。
──そもそも、お忙しい中、なんでバイクの免許を取ろうと思ったんですか?
実は事務所のYouTube企画で、お金と住所の書いた紙だけ持たされて、よくわからないまま横浜にあるハーレーのカスタムショップ(BADLAND)に行ったら、「どうせだったら弟子入りしてハーレー作ってみる?」みたいな流れになって(笑)。
そうこうするうちに、1年ほどカスタムバイクのパーツを作っているんですが、ある日、ショップのオーナーさんに、車の免許しか持っていないことが伝わって「バイクの免許持ってないの?」ってドン引きされて(笑)。それで、まず中型免許を取ることにしました。

──無免許状態でカスタムしていたんですね(笑)。バイクの教習はスムーズに進みましたか?
それが全然スムーズじゃなかったです(笑)。学生時代、ずっとバドミントンをやってて運動神経には自信があったのですが、実際に乗ってみるとバランス感が難しくて、何回も転倒しちゃいました。ヘルメットも傷だらけですよ!
──ケガとか、大丈夫でしたか?
全然大丈夫だったんですけど、教習車を破壊してしまいました。クランクで転倒してブレーキレバーを折っちゃたり、ハザードランプを割っちゃったり(苦笑)。
そんなこともあって、教習所側が要注意人物に指定したのか、教官の運転するバイクの後ろに乗って教習を受けることが増えました……。
──後ろに乗って教習することなんて聞いたことないですよ(笑)。
わたしもこんなことってあるのかなぁと思って調べてみたんですけど、教官と2人乗りしている人はいませんでした(笑)。悲しいかな、わたしが初めてかもしれないですね。

──途中で諦め気分には?
何度も泣きそうになりました。でも、教官から「大丈夫だよ。練習すれば乗れるから」って声をかけてもらって、なんとか“みきわめ”をもらうことができました。
そしたら、すれ違うたびに教官から「おめでとう!」って言われて。まだ卒検受かってない段階なんですけどね(笑)。結局、卒検には3回も落ちて、自分としては2ヵ月で免許を取る予定だったんですが、結局半年以上かかりました。
実は、私、バイクを自力で起こせなくて、これはヤバいと焦っていたんですが、スポーツバラエティー「SASUKE」に出演した際に、ケイン・コスギさんと強化合宿を行ったんですよ。そしたら合宿後、なんとバイクを起こせるようになったんです。
合宿は2トンの車を押したりするような厳しいトレーニングで、ごはんもしっかり食べて、体重も3〜4㎏増えていました!
──はじめてのバイクに、いきなり278万円もする超レアな絶版車・カワサキ「KH400」を選ばれていてびっくりしましたよ! しかも、80年代に若者の間で流行ったカスタムが随所に施されているストリート仕様(※現在は適法状態)じゃないですか。購入の決め手は?
暴走族を描いた漫画『爆音列島」の影響で買うなら旧車って感じでした。KH400は、フォルムと色と自分のフィット感がすごく良かったんです。CB400FOURやFXにも跨ったんですけど、少し大きすぎて、バイクを倒しちゃうんじゃないかって。だから足がついて安定しているところも決め手でした。

──ちなみに「KH400」を選んだときの周囲の反応はどうでしたか?
お店を紹介してくれた漫画家の高橋ツトム先生は、「マジで!?」って驚いて、ちょっと引いていたかな(笑)。
高橋先生からは、いろいろ教えてもらいました。KH400のルーツとなったバイク(マッハ)は「走る棺桶」(驚異的なスピードとその乗りづらさから愛称がついた)って呼ばれているんだよとか。あと、「アクセルあげてクラッチをつなげてしまうと、ウィリーしちゃうよ」とか。
──「走る棺桶」は危ないですね(笑)。絶版車ということでお値段も“278万円”とけっこうな額ですが、購入資金は貯めていたんですか?
いや、それが事務所に借金です。仕事をしながら少しずつ返済です(笑)。人生で1番高い買い物でしたね。後から、新車の価格を見て、絶版車って新車の3〜4倍もするのってびっくりしちゃって。
──むちゃくちゃカッコいい革ジャンを着ていますが、まさかそれも借金??
……(うなずく)。トータルで30万円くらいかかりました。浅草にある老舗の革ジャン専門店のカドヤさんで買いました。せっかく撮影するなら卸したてがいいかなって、今日、初めて着ました。でも、ちょっと革がまだ硬いですね(笑)。ブーツは履き慣らしていたんですけど(笑)。

──KHの乗り心地はどうですか?
排気音がパチパチ鳴って、エンジンの振動がビシビシ伝わってくるので、わかりやすい性格です。振動が小さいと「もうちょっとアクセルを回してあげなきゃ」ってなります。
──自分の運転をどう思いますか?
周りがヒヤヒヤだと思います(笑)。バイクにも初心者マークがあるならつけたいですもん。まだ怖いので、バイカーでもある(所属事務所の)社長についてきてもらって、無線で教習してもらっています(笑)。
車も運転するので、ギアの使い方はわかってはいたんですが、バイクは自分の体で車体を支えないといけなかったりするので、慣れるまで難しかったです。車でエンストを経験したことがあったんですけど、バイクでエンストすると、心臓がその2倍バクバクしますよ。
ちなみに事故に備えて脊髄を守ったほうがいいと思って、革ジャンの背中に固めのパットが入っています。
──街中を走っていて、バイカーに声とか掛けられるんじゃないですか?
まだ声をかけられたことはないんですが、トラックに乗っていた男性3人に指をさされ、熱い視線は感じました。2度見、3度見されていると思っていたら、タレントの私に対してじゃなく、バイクの方でした(笑)。

──ネットの反応は?
実は納車の日に、スタンドを立てずにキックスタートして転倒しました。幸い私は無傷でしたが、方向指示器が折れちゃって……
事務所の公式YouTubeで転倒を報告したら、ネットニュースになって、コメント欄に「こんな子に(KHを)乗らせるのはもったいない」「見ててほんとにヒヤヒヤです」って書かれてました(笑)。
購入に付き合ってくれた髙橋先生まで巻き添えをくらって叩かれて(笑)。「マンガ家のおっさん、(KHを)買うのを止めろよ」って苦言が。とはいえ、そのときのYouTube再生回数がいつもの100倍で、過去1番でした(笑)。
──今、また教習所に通っているそうですね?
作っているカスタムハーレーに乗るために大型免許を取りに行ってます。今回は、スラロームも一本橋もつまずいていませんし、“みきわめ”も一発でOKでした。以前通っていた教習所だったので、顔なじみの教官から「乗れるようになったね」って喜んでもらいました。

──ハーレーを買ったら、また借金が膨らみそうですね(笑)
気をつけたいと思います……(笑)。
取材・文/集英社オンライン編集部