暑い夏も終わり、すっかり秋らしい気候になってきた。これからは食欲の秋。コンビニのラーメンも秋の新商品が目白押しだ。そこでラーメンライター・井手隊長が選ぶ秋のコンビニラーメン・至福のベスト5をご紹介。はっきり言って今秋のコンビニ麺は例年以上にレベルが高い。ぜひご賞味を。

人気「家系」のパンチの効いたチルド麺

第5位:ファミリーマート 濃厚豚骨醤油 家系ラーメン(税込570円)



ファミリーマートから発売されているチルドの横浜家系ラーメン。

これまでも何度か発売されていて筆者もその度に食べているが、今回の新作は過去最高のクオリティで最もレベルが高い。



濃厚な豚骨で押すパワフルな家系テイストで、クリーミーなスープが極太麺にしっかりと絡む。トッピングでは、意外と見落とされがちな「ほうれん草」がたっぷりなのが嬉しい。ノリが3枚入っているのにも家系らしさを感じる。


第4位:セブンイレブン マルちゃん 田中商店 濃厚豚骨らーめん(税込224円)



東京の豚骨ラーメンの中でも屈指の人気を誇る「博多長浜らーめん 田中商店」。

2000年創業ともはや老舗の部類だが、全く衰えを感じることなく、今でも長い行列ができる人気店だ。この「田中商店」監修の縦型カップ麺がセブンイレブンで登場。



お湯を注ぐだけで上がってくる豚骨の香りはまさにお店のよう。マイルドで食べやすいがしっかり厚みもあって素晴らしい仕上がりだ。2分茹での麺はスナック感があり、いわゆるカップ麺っぽいが、この麺の良さを生かしつつスープで勝負しているのはお見事としか言いようがない。


第3位:セブンイレブン たかはし監修 焼きあごレモン冷し麺(税込594円)



焼きあごを贅沢に使用した奥深い塩ラーメンが人気の「焼きあご塩らー麺 たかはし」監修の冷やし麺がセブンイレブンから登場。9月に入ってもまだ「冷やし」の新商品が出るとは、ここ数年の暑さを象徴しているかのようだ。



焼きあごのダシ感たっぷりのスープで、旨味の深さにまず驚く。そして、2種類のチャーシューが豪勢で嬉しい。冷やし麺なので、チルド麺特有のレンジでチンによる麺のへたる感じもなく、しなやかで素晴らしい食感。さらにレモンが清涼感と食欲を増進する。

お店の良さを活かしつつ、コンビニ麺としての商品力も非常に高い一杯。


第2位:ローソン らぁ麺すぎ本監修 塩らぁ麺(税込559円)



「支那そばや」出身の超人気店「すぎ本」監修の塩ラーメンがローソンのチルド麺で発売。一口飲むだけで口の中に広がるスープのダシ感が素晴らしい。



贅沢な旨味でクオリティの高さに驚く。麺もしなやかでスープとの相性抜群。チャーシューも2種類入っていて豪華だ。

完璧な塩ラーメンであり、もはや横綱的な貫禄も感じる。ぜひレギュラー化してほしい。


第1位:セブンイレブン 濃厚オイスターあんかけ鶏白湯ふかひれそば(税込864円)



セブンイレブンから税込800円超の高級チルド麺が突如登場。これはちょっとズルい。



ふかひれの入った本格派だ。あんかけのスープが麺とセパレートになっており、和えて食べる。鶏の旨味の深いスープにふかひれが上品に合わさり、本格的な麺とともに素晴らしいマリアージュ。ふかひれの量も十分でこれほど贅沢なチルド麺はなかなか見たことがない。

器を変えれば中華料理店で出てもおかしくないレベルだ。セブンイレブンの商品開発力に改めて驚かされる一杯だ。

取材・文・撮影/井手隊長