レースクイーンとしてサーキットでひときわ注目を集める最高のヒップを持つ藤井マリーが、6月28日(月)発売『週刊プレイボーイ28号』のグラビアに初見参!

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■あらゆるピンチを乗り越える女

――今はレースクイーンとして活躍されてますが、子供の頃から芸能活動をしてたんですよね?

藤井 小学校6年生でスカウトされたんですけど、その頃ハーフのコたちがけっこういじめられてた時代なんですよ。体もみんなより大きいし肌も黒いし、みたいな。

――お母さんが日本人でお父さんがパキスタン人?

藤井 そうです。そのせいもあって自己評価が低くて、自分の容姿は変だと思ってたんですよね。でも街を歩いてるとよくスカウトされるから、どうしてだろう?って。事務所に入ってからも、私は何をしてるんだろう?という思いが強くて、前向きになれなかったですね。結局すぐに辞めました。

――でもまた活動を再開するんですよね?

藤井 中学生になったら、周りの自分を見る目が変わってきたんです。小学校のときはからかいの対象だったものが違う扱いをされて。大人になるにつれてちょっとずつ自分に自信が持てるようになって。そんな頃にまたスカウトされて、養成所に入りました。でも、結局そこも辞めちゃいました。

――それはまたなんで?

藤井 高校2年生になったときに進路とか考えるじゃないですか? 専門学校にしようか、大学にしようかと思ってたら、「ウチにはお金がない」みたいなことを母がボソッと言うのが聞こえて。それで、就職して安定収入を得たほうが家のためだと思って、事務所を辞めました。

――とても偉いけど、ツラくなかった? 未練は?

藤井 もし親に相談したら「続ければ」って言うと思ったので、相談せずにきっぱり辞めました。だから未練はなかったですけど、後になって後悔しましたね。

――ものすごくしっかりした考えを持ってますね、尊敬しちゃう。

藤井 小さいときから家庭が波瀾万丈で、そのおかげで知恵と度胸がついたんだと思います。

――そうなんですか?

藤井 小学校低学年までメキシコに住んでたんですよ。そこで父が女性関係で問題を起こして。

――浮気的な?

藤井 まさにそうです。相手はメキシコの女性で、父がその人に「小さい子供を育てないといけないので、あなたとは一緒になれない」と言って別れたんですよ。

――生々しい話ですね。

藤井 そうしたら女性の怒りの矛先が私に向いちゃって、「あの子がいなければいいんだ」と。家族の留守中に家のガラスを割ってその女性が侵入してきて、私に向かって段ボールいっぱいの毒グモをばらまいてきたんです。

――実話!?

藤井 子供が刺されたら一発アウトみたいな毒グモで。なんとか逃げて助かりましたけど。あと住んでいた場所の治安が悪くて、幼稚園バスがバスジャックに遭ったり。

――ホントかよ!

藤井 タクシーに乗っていても、運転手が銃を突きつけてくることもあるんですよ。だからお母さんは空っぽの財布を5個くらい持ってて、それを渡してましたね。

――ゴッサム・シティじゃない!

藤井 基本的に驚いたり、ピンチと思うことがないかもしれない。

――とんでもない人生だ。話を戻しますけど、それでまたどこから芸能活動を再開?

藤井 化粧品メーカーに就職してしばらく働いていたんですけど、かつて一緒に芸能活動をしてたコと偶然再会したんですよ。彼女はまだ活動を続けてて、本当に輝いて見えて。年齢的にはもう23歳くらいになってたんですけど、もう一度やってみようかなと。

――本当にいろいろとスゴすぎます。藤井さんならどんなピンチも乗り越えられますよ!

藤井 ピンチと言えば、家に泥棒が入ってきて、お兄ちゃんだけ逃げちゃった、っていう話もありますけど......。

――もう大丈夫! その話は次回でお願いします!

(スタイリング/富田育子 ヘア&メイク/住本 彩) 

●藤井マリー 
1994年6月10日生まれ 神奈川県出身 
身長163cm B87 W55 H100 
○レースクイーンとしてスーパーGT「ZENTsweeties」、スーパーフォーミュラ「2021 raffinee Lady」で活動中。
公式Twitter&Instagram【@fujimary_6】

撮影/栗山秀作