2017年、ヒロインを務めた映画『光』がカンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞した水崎綾女(みさき・あやめ)。国際派女優として活躍する彼女が、7月12日(月)発売『週刊プレイボーイ30号』のグラビアで魅せた"色"と"艶"。

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■解放的な気持ちで臨めたグラビア撮影

――撮影お疲れさまでした。週プレでのグラビアは2012年以来になるので、実に約9年ぶりの登場となります。

水崎 そうですね。しかもその当時は映画『ユダ―Judas―』がらみの掲載なので、純粋な撮り下ろしのグラビアは18歳のとき以来ですね。だから、約14年ぶりとかになるのかな。中学生のときに「第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でベストグラビア賞をいただいてから、18歳まではグラビアを中心として活動していました。

その後、女優として活動し始めてグラビアをやらなくなり、「グラビア引退!」みたいに言われたりもしたんですけど、グラビアはすごく好きだったし、私自身は引退したつもりはなくて。だから、こうしてまた週プレさんのグラビアをやることができてうれしいです。

――10代の頃と今とで、グラビアに対する向き合い方は変化しましたか?

水崎 デビュー当時はとにかく巨乳と超ムチムチボディが売りだったので、撮影のたびに毎回太るようにしてたんですね。

ちょうどその当時、華奢(きゃしゃ)なコがたくさんグラビアをやっていて、ムチムチなコがいなかったんですよ。だから、私のことを好きな人はほぼみんなムチムチを求めてる、みたいな状況だったんです。

――そういう時代ですね。

水崎 でも、15、16歳の女のコ的にはやっぱり、ムチッとしたおなかとかを見せたくない思いもあって。そういう葛藤が今はなくなったから、ある意味何も考えずにというか、解放的な気持ちでグラビアに臨めています。

――なるほど。10代にして、求められるものに応えなければいけないプレッシャーが大きかったんですね。

水崎 そうだったと思います。まぁでも、そういう心配事とかはキャリアを積んで、年齢を重ねればだんだん薄まっていくものだと思っていたんですよ。実際に20歳を超えてから、いろんなことに挑戦したいという"欲"が強くなってきて。

――何歳になってもチャレンジャーとしての気持ちを忘れないのは、すてきなことだと思います。その姿勢は昔からですか?

水崎 私、いろんな場面で「どっちのほうが面白いか」で物事の選択をすることが多いんですよね。例えば私は麻雀が好きで、麻雀の番組もやってたりするんですが、普通は牌効率を考えて役を作るところを、和了(あが)りづらいけどバラエティ的にはこっちのほうが面白そうっていう役を選びがちだったりして。

――根っからのエンターテイナー気質なんですね。では、今後の展望は?

水崎 点棒? 麻雀のですか?

――目標的な意味の"てんぼう"です(笑)。

水崎 あ、麻雀の話をしてたのでつい(笑)。そうですね、1万点棒みたいな生き方をしたいです! ......っていうのは冗談で、30代前半のうちにアクション系のお芝居に挑戦できたらいいなと思ってます。あとは、作品でいうと純愛の役がやりたい。

――純愛! いいですね。

水崎 今まで恋愛系の作品では、セクシーなお姉さんとか、誰かの恋路を邪魔する悪女役ばかりだったんですよ。20代で女優業を始めてから、ずっとそういうイメージがつきまとってきて。何をやっても「セクシー」って言われちゃう。クランクインして即濡れ場シーンの撮影なんて、ざらです(笑)。

30代になってようやく「セクシー」がホメ言葉だと思えるようになってきたので、全然いやじゃないんですけど、一度くらい、キスだけでキュンとするような純愛の役をやりたいです(笑)。

――すぐに来ますよ!

水崎 いや、でもこれ、ずっと言ってるのに全然そういう役が来ないんですよ。だから切実に、お待ちしてます!

(スタイリング/亘つぐみ[TW] ヘア&メイク/板倉タクマ[nude.]) 

●水崎綾女(みさき・あやめ) 
1989年4月26日生まれ 兵庫県出身 身長163cm 血液型=B型 
○2017年にヒロイン役で出演した映画『光』が「第70回カンヌ国際映画祭」にてエキュメニカル審査員賞を受賞。主な出演作は、ドラマ『相棒 season13』、映画『洗骨』、Netflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』など。公開中の映画『明日の食卓』に出演。
公式Twitter【@ayame0426】 
公式Instagram【@misakiayame】

取材・文/筒井優太 撮影/中村和孝