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彼女たちが寝食を忘れて没頭する趣味、いわゆる"沼"を紹介するのが、この連載『偏愛ガールズクエスト』。第五回目は日本各地の競輪場を訪れ、"旅打ち"している佐野マリア。

競輪界のトップ選手・平原康多に一目惚れして競輪にハマった彼女が、競輪の魅力を語った。

――競輪を観ていて楽しいポイントはどこですか?

佐野 やっぱりハラハラ感ですね。途中までは、仲間同士で隊列になる「ライン」を組んで走って、最後の1周半で全員の戦いになるんですよ。

でもそのラインを組んでいる間も、ただ走っているだけでなくて、他の選手をブロックしたり、ベストポジションを巡ってずっと駆け引きがあるんです。


――脚力だけではなく、頭脳戦もあるんですか。

佐野 どのタイミングで抜きにいくか、抑えにいくかなど、ちょっと間違えると強い選手でも全然勝てなくなるんですよ。めちゃめちゃ大事! 

あとテクニックというか、そんな狭い隙間にツッコんでいけるの!?っていう勝負勘みたいなものも、観ていて興奮しますよね。成功した時はひとりで叫んでますね、家だと(笑)。

――聞いているとF1とかカーレースと同じような感覚なんですね。

佐野 近いかもしれないです。レース好きの人には合うと思いますよ。ただ違うのは、ほぼ人間の力なんですよ。カーレースやオートレースも動体視力だったりとか、Gに負けない肉体とか必要だとは思うんですけど、操作がメインで実際に動かすわけじゃないですよね。でも、競輪は自分の肉体で戦うんですよ。

――自転車はエンジンを積んでいるわけじゃないから、人力ですもんね。

佐野 脚力もそうだし、時速70kmで走りながら、牽制したり無理にツッコんだりするんですよ。その時の身体の使い方、フィジカルがすごいんです。特に古性優作(こしょう・ゆうさく)選手なんか、絶対コケるでしょっていうところをコケない。ついこの間もすごい体勢から立て直して、競輪ファンが騒然としてました。


――レースの戦略性と身体性が両立しているって、あまりないですよね。

佐野 そうそう、それに50代の現役選手も普通にいる競技ってないですよね。そんな年齢で、太ももなんか女性のウエストくらいあるんですよ。すごいですよね。

――カーレースだとコースが毎回違いますけど、競輪のバンクはどれも同じなんですか?

佐野 サンサンっていう333mのバンクと400m、500mの3種類あります。333mだと本当に短いので、最後の1周半は一瞬です。でも500mだともう一回仕掛けるチャンスがある。個人的には長いほうが好きですけど、どっちもハラハラして面白いんですよ。

――車券を買うときもいろいろ考えるから楽しそうですね。

佐野 短いほうが傾斜がキツイ傾向にあるんですけど、それも競輪場によって変わるので「バンク 特徴」とかで検索したり。選手も直線が得意とか先行逃げ切り型とか特徴がありますからね。ちなみに気候もあって、競輪場にいるおじ様たちは「あいつは雨だから無理だわ」とかあるみたいです、私はまだそこまで分からないんですけど。

●佐野マリア
1991年3月18日生まれ 鳥取県出身 
身長168cm B93cm W62cm H90cm 
○高校時代は春の高校バレー全国大会に出場した高身長のアスリート美女。2018年にグラビアデビュー。昨年は映画『大きい女の子は好きですか?』に出演するなど、女優としても活動。『あなたと温泉に行ったら...』(フジテレビONE、FOD) の北川温泉編、網代温泉編に出演
公式Twitter【Maria_s0318】
公式Instagram【@sanomaria0318】

取材・文/鯨井隆正 撮影/五十嵐和博