東京・新国立劇場中劇場で舞台『フラガール〜dance for smile〜』がスタート。14日に行なわれた公開ゲネプロと舞台挨拶では、主演の谷川紀美子を演じる日向坂46の潮紗理菜と、太田夢莉(元NMB48)、兒玉遥(元HKT48)、矢島舞美、有森也実と総合演出の河毛俊作が登壇した。

『フラガール』は昭和40年の福島県いわき市が舞台。斜陽化していく石炭の街を救うべく、炭鉱夫の娘たちがプロのフラダンサーを目指して成長していく物語。

潮は紀美子について「すごい芯があって、仲間のために強くなれるカッコいい女性」と印象を述べ、「私にとって憧れのような存在なので、舞台で少しでも近づけたら」とコメント。そして「あまりお芝居経験がなかったけど、舞台ってこんなに素晴らしいんだっていうのが、『フラガール』に詰まっているので、たくさんの人に届いたら」と語った。


東京から来たフラダンスの先生、平山まどかを演じる矢島は、舞台経験の少ない潮が成長していく姿に心を打たれ、「まどがが紀美子に心を打たれるのと同じ」と感じたそう。見どころは最後の生徒たちによるフラダンスだそうで、「夢見る女のコの物語で、毎回見てグッと来てしまう。見ている人も彼女たちから笑顔をもらえると思う」と話した。


稽古場の芝居を見て感動してしまうと話す太田は「映像以上のパワー。至近距離でこの時間を共有しているからこそ感じることで、この熱量を生で見ていただきたいなと思います」とアピール。


そして児玉は、恋人とハグするシーンについて、「なかなか決まらなくて、どうしようと思っていたら、有森さんがお手本を見せてくれて。その瞬間に青春ドラマが始まりました。みんなから拍手が起こるような『有森也実ハグ』がきれいに決まった」と苦労したそう。また、「きっとロマンスを経験しているからこそ出せるもの」と分析し、「直々に教わったので、ぜひ注目してください」とニッコリ。

さらに見どころとして土下座シーンを挙げ、「こんなに頭を下げるような役はないし、ひざにアザができるぐらい。私のきれいな土下座にも注目してください」と笑いながら話した。


潮の衣装には、以前の『フラガール』で紀美子を演じた、樋口日奈(乃木坂46)や井上小百合(元乃木坂46)の名前が書いてあったそう。「衣装を着るたびに身も心も引き締まる思いでいます。背筋は伸びるけど、背伸びはしないで、私なりの紀美子を演じられたら」と話す。

また普段の日向坂46のステージと比べて、今回の舞台の客席との距離の近さに驚いたそうで、「こんな近い距離でお届けできることに緊張とうれしさを感じています」と話し、「舞台は一瞬一瞬違うし、同じ日はないと感じているので、色んなフラガールをお届けできたらと思っています」と意気込んだ。

舞台は5月23日(月)まで行なわれる。

取材・文・撮影/関根弘康