3年前にアイドルを卒業。その後は本格的に女優業に専念し、現在は映画、ドラマ、舞台など数々の作品で活躍する浅川梨奈(あさかわ・なな)が6月6日(月)発売の『週刊プレイボーイ25号』で表紙&巻頭グラビアに登場。

デビュー10周年を迎えた彼女の過去、今、未来が詰まった写真集『GR∞WTH』に迫る。

■10年もこの仕事を続けるとは

――デビュー10周年おめでとうございます。芸能界入りは13歳になるのかな。

浅川 はい。もともと自分の好きだったアイドルの女のコに会いたいという安易な理由でこの世界に入ったので、正直、こんなに続くとは思いませんでした。

――なかなか珍しい動機だよね。

浅川 本当にただのアイドルオタクだったんです。それをスパガ(当時所属していたアイドルグループ「SUPER☆GiRLS」)のプロデューサーさんが面白がってくれて、選んでいただいたのかなと思います。

――私が梨奈ちゃんに初めて会ったのは高校生のときで、当時は「自分がスパガを盛り上げるんだ」っていう意気込みがすごく印象的だった。

浅川 もともとそんなに目立ちたくない性格だったし、水着のグラビアとかも最初は抵抗があったんです。でも、初めてソログラビアをやった後のネットニュースの反響がすごくて。確かフォロワー数も一日で2万人ぐらい増えたんですよね。

――それはすごいね。

浅川 もう怖いぐらいでした。そこからいろいろとお仕事をさせてもらえるようになっていって、そのときに「自分がグループを引っ張るのは今しかない」って思ったのは覚えてます。

――アイドルを卒業したのは何歳?

浅川 20歳になる直前です。結果としては何もできなかったんですけど、当時、私にできることは最大限やれたかなと。

――その後、女優に転身した経緯は?

浅川 アイドル卒業と同時に芸能のお仕事もやめるつもりだったんですけど、『人狼ゲーム マッドランド』という映画の主演をやらせてもらったのがきっかけです。撮影現場に寝泊まりして毎日大変だったんですが、周りの同世代の方々のお芝居にかける情熱がハンパなくて、私もお芝居の楽しさに目覚めたといいますか。それまでは毎日ほわほわした気持ちで現場に行っちゃってたんですけどね(笑)。

■今作はけっこう、脱いでいます

――今回は3年ぶり4冊目の写真集になるけど、全体を通しての手応えは?

浅川 これまでは南国の海でキャッキャッみたいな感じが多かったんですけど、今回のロケはオール国内ということで、海外とは違った日本の自然の美しさのなかで、あでやかに撮っていただきました。シチュエーションごとに照明の当て方を変えていただいたので、光ひとつで写真ってこんなに変わるんだってことを感じさせてもらいました。

――特に見どころをひとつ挙げると?

浅川 温泉ですかね。スタッフさんが皆、女性だったこともあって本当にリラックスして楽しんじゃいました。ほぼ裸でプカーッと浮かんで、みんなに「隠しなさいよ」って言われたり(笑)。

――温泉のお尻のカットは彫刻みたいですごかったね。

浅川 お尻、いいですよね。これが10代のときだったら、掲載するのはちょっと抵抗があったんですが、今回のテーマだったり、ロードムービーみたいなテイストだったりを考えると、こういう写真があるのはすてきだなと思って入れていただきました。

――これまでの写真集は割と水着が多い印象だったけど、今回は着ているときと、何もつけていないときの差が激しいよね(笑)。

浅川 思いきりがいいのが私っぽいかなとは思ってます。

■ぽるん+みるく=米俵???

――今回の写真集、梨奈ちゃん的にはもうひとつ大きなウリが......ってもう顔がニヤついてるけど(笑)。

浅川 実は写真集の中で、私の大事な家族である愛猫のぽるんとみるくを初公開しているんです!! 私の人生の大事な一部になっているから、一緒に写真に残したいなって2年くらい前からずっと考えていて。今回、念願が叶(かな)って本当にうれしいです。

――でも撮影時は大変だったよね(笑)。

浅川 ぽるんが5kg、みるくが3kgちょいあるので、ふたりを抱っこするとちょっとした米俵で(笑)。だから撮影時には私のお母さんも呼んだりして。

――実は以前からぽるんとみるくだけのツイッターアカウントを作って、ひそかに発信していたんでしょ?

浅川 はい。すっごくかわいいんですけど、私の家族だってことは公開していなかったんで、全然フォロワー数も伸びなくて(笑)。でも、これでようやく解禁できるので、これからは一緒に撮ってる写真もいっぱい上げようと思ってます。

――自分の写真写りよりも、むしろ猫ちゃんの写真写りを気にしていたよね(笑)。

浅川 はい。私の写真より猫の写真のほうがNGを出させていただきました。

――思えば写真集のコンセプトの打ち合わせや、写真のセレクト、タイトルづけに至るまで自らが関わったのは、今作が初めてなんだよね。

浅川 はい。だからこそ思い入れも深いです。タイトルの「GR∞WTH」は「過去を大切にしながら無限に成長し続けていきたい」との思いからつけました。めちゃくちゃ考えたので、もうタイトルは当分、考えたくないですね(笑)。

――では最後にあらためて写真集のセールスポイントを。

浅川 私の過去、今、未来が詰まった、個人的にも大満足な一冊になっていますので、ぜひ手に取って見てください。あとはうちのかわいい猫ちゃん。ツイッターやインスタもやっていますので、フォローもお願いします。関係者の方、うちの猫ちゃんへのお仕事、お待ちしています(笑)。

■浅川梨奈(Nana ASAKAWA)
1999年4月3日生まれ
埼玉県出身 身長160㎝
○女優として数々の映画やドラマに出演。8月より放送開始・配信予定のWOWOWオリジナルドラマ『ワンナイト・モーニング』に出演。
公式Twitter【@ASAKAWA_NANA__7】
公式Instagram【@asakawa_nana】

取材・文/西山麻美 撮影/細野晋司