グラビアライター・とりと、グラジャパ!スタッフ・金髪りさ。ふたりのグラビア好き女子が、気になるグラビア美女やデジタル写真集について女子目線で語るコラム『グラビア美女画報〜女子のためのグラビア講座』。第61回は、昨今注目を集める「お姉さんグラビア」についてトーク!

甘えたい男性諸君、集合〜!

金髪 あのー、実は私、いつか言おうと思ってずーっと考えていたことがあるんです。今年のはじめにYouTubeで公開した『女子グラ(2022年期待の美女の回)』で、2022年のグラビア界は「アラサーブーム」が起こると予想させてもらったじゃないですか? そう思ったのにはちゃんとした理由があるんですよ。というのも、10代から30代半ばの若い男性たちを見ていると、今を生きるのに相当疲れている印象で......。

とり えっ、疲れている......? どういうことです?

金髪 ここ数年、SNSを見ていると、女性によるフェミニズム的な主張が多いじゃないですか。それ自体は良い傾向だし、私も共感する部分があるんですけど、男性にも「男だから〜」という性によるしがらみがたくさんあると思うんですよ。きっと女性ほど問題視されていないだけで。

とり 男であることを意識させられる風潮に疲れている男性がいると。それは確かにそうかもしれませんね。

金髪 いまだに「男性が女性をリードすべき」みたいな価値観もあるでしょ? もちろん、本心でそう考える男性がいるのも分かります。でも本当は「もっと甘えたい」、何なら「女性にリードしてもらいたい」って男性も少なからずいるはず。

「男はこうあるべき」という刷り込みのせいで、甘えたい気持ちに無自覚なのか、男性としてのプライドを捨て切れないのか。そういった男性側の主張は、女性ほど表に出てきていませんが、性のしがらみから解放されたい感情が言葉の端々に出ているのを感じます。もう、そんなプライド捨てちまえよって思うほど(笑)。

とり なるほど〜。ただ「女子グラ」で取り扱うには複雑すぎるテーマな気が......(苦笑)。それと「アラサーブーム」がどう繋がるんです?

金髪 大事な問題だよ! でも簡単にまとめると、「男性はいつまでも若い女性が好きだ」と言われる中で、果たして本当にそうなのか? ってことです。私が思うに、この生きづらい世の中で、自分自身のありのままを包み込んでくれる母性溢れる女性を求める男性は、確実に増えています。実際、アラサーかどうかは別として、年齢関係なく、大人っぽい雰囲気のグラビアをよく見るようになりましたしね。

とり 大人グラビアが増えているのは、私も感じるところかも。最近、ボクシング世界戦の井上尚弥対ドネア戦で、リングガールを務め話題になったグラビアアイドル・雪平莉左さんも大人な佇まいが魅力ですしね。実際、私の周りにも雪平さんファンの男性が結構いるんですよ。

雪平莉左『春に淫するひと。』(撮影/熊谷貫)
雪平莉左『春に淫するひと。』(撮影/熊谷貫)

金髪 各グラビア誌に引っ張りだこですもんね、雪平さん。

とり とにかくフォトジェニックで、かわいいも、綺麗も、セクシーもいけちゃう。そんなミステリアスさも魅力のひとつなのかな? みんな、雪平さんの圧倒的な美貌と謎めいた雰囲気にゾッコンみたいです。デジタル写真集『春に淫するひと。』でも、奥ゆかしく色っぽい表情をいくつも見せてくれていますよね。

金髪 私の中での大人グラビアの基準として、自分を男子学生に置き換えたとき、いかに「お姉さん感」があるか、という要素があるんですけど、雪平さんはまさに、つい甘えてしまいたくなるお姉さん。リアルな声を聞いて、より説得力が高まりましたよ。

とり 金髪さんが言う"性のしがらみから解放されたい男性"がグッとくるグラビアアイドルというと、誰が当てはまるんですか?

金髪 真っ先に思い浮かんだのは、やっぱり藤木由貴さんですね。どのグラビアでも毎回ニコニコしているし、実際にお会いしても物腰柔らかな印象で。笑顔に包容力が滲み出ている方ですよね。何というか、たとえ男らしさに悩んでいようとも、ひとつの否定もせずに受け入れてくれそうじゃないですか。現代を生きる全男性が藤木さんを求めていると言っても過言じゃないですよ、絶対!

藤木由貴『温泉旅情』(撮影/桑島智輝)
藤木由貴『温泉旅情』(撮影/桑島智輝)

とり おーっ、言い切りましたね(笑)。でも、金髪さんがそれだけ太鼓判を押すのも分かります。特にこのデジタル写真集『温泉旅情』は、旅館の雰囲気も相まって癒し度MAX。そんな環境で藤木さんの笑顔に出くわしてしまえば、誰だって甘えたくなりますよね。

金髪 あと、注目しておいてもらいたいのは名取くるみさん。知ってます? 名取さんって、ファンの方のほとんどを"ちゃん付け"で呼ぶんですよ。お姉さん感、ありません? グラビアを見ても分かる通り、雰囲気もバッチリお姉さんです。まだ26歳とお若い分、30歳前後になったら一気に包容力が増すと思いますよ。

名取くるみ『In the Room』(撮影/藤本和典)
名取くるみ『In the Room』(撮影/藤本和典)

とり 次世代大人グラビアまでチェックされているなんて、さすが金髪さん! 抜かりないですねぇ。それにしても、私はグラビアを見るときに"男性視点"をほとんど意識していなくて。基本的に"自分目線"で楽しむタイプなので、金髪さんの"性のしがらみから解放されたい男性視点"のお話は新鮮で面白かったですよ。

金髪 あはは。今はそうでもないけど、私、子どもの頃は異様にモテたい欲が強かったんですよ(笑)。グラビアって、モテる女のコの仕事でしょ? だからどうしても「なぜ世の中の男性はこのコに興味があるんだろう」「このコのどこが男性に刺さっているんだろう」と考えながら見てしまうところがあるんですよね。

とり それで、現代を生きる男性の気持ちを汲んでグラビア界を考えた結果、「アラサーブーム」を予想されたと。ちなみに金髪さんも今年30歳になられたわけですけど、「男性を包み込んであげよう」みたいな気持ちはあるんですか?

金髪 いや、ないですね(きっぱり)。残念ながら、私はそういうタイプじゃないので(笑)。

とり あららー(笑)。

グラビアが魅せるのは女性の強さ

金髪 逆に"自分目線"でグラビアを見ているとりさんは、大人グラビアをどう捉えているんですか?

とり 少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、生き様に魅せられる感覚になりますね。人生指南というか。生きる楽しさを肌で感じさせてくれる気がします。

金髪 とりさんらしい見解だなぁ。具体的に教えてください!

とり まず、若い女のコのグラビアは、いつか確実に失ってしまうウブさや危うさが見どころですよね。それはそれで、そのときにしか撮れないものだし、後々見返す楽しみもあるから、記録として残すことに意味がありますけど、初見の感情移入の仕方は、どうも似たり寄ったりになってしまう。そのコと同じくらいの年齢だった頃の自分の感覚を投影するにとどまってしまうんですよね。まぁ、これも一概には言えませんが。

金髪 うんうん。

とり でも大人は、若いコにない人生の経験値がありますよね。大人グラビア最大の魅力は、ココに詰まっていると思います。"笑顔"をキーワードにしても、少女の笑顔と大人の笑顔とでは含みが違う。やっぱり、ある程度年齢を重ねた方のグラビアには、これまでの人生経験が滲み出ていますよ。インタビューを読むと、より一層、深みに入り込める感覚がありますしね。

金髪 経験値かぁ。確かにそれは、大人グラビアを見るための大きなポイントになりますね。じゃあ、そんなとりさんがおすすめしたい大人グラビアは?

とり "新・国民的巨乳のお姉さん"と称されているフミカさんですね。26歳の頃、漫画誌の表紙を飾って大々的にグラビアデビュー。その際、表紙で披露していた得意の軟体を活かした足上げポーズは、インパクトありまくりでした。

得意の軟体ポーズは週プレでも披露! フミカ『軟体快楽天使』(撮影/沢渡朔)より
得意の軟体ポーズは週プレでも披露! フミカ『軟体快楽天使』(撮影/沢渡朔)より

金髪 週プレでの撮り下ろしは現時点で2回。どちらも写真界の巨匠である沢渡朔さんが撮影されているんですよね。うまく言えないですが、独特な世界観を感じますよ。

とり 私、その2回目の撮り下ろしが掲載されるタイミングで、フミカさんのインタビューを担当させていただいたんですね。お話を聞くと、以前は地元の神戸にあるホテルや、メディカルエステ(医学に基づいたエステ)でお仕事をされていたそうで。大胆なグラビアからは想像できないほど、おっとり関西弁が愛らしく、とても親しみやすい女性なんですよ。

金髪 そうなんですね。グラビアを見る感じ、ぶっ飛んだ人柄を想像していましたよ。

とり むしろ、ずっと内気な性格だったとか。グラビアを始めたのも、人の目を気にするあまり、自己主張が苦手な自分を変えたいと思ったからだそうですよ。

金髪 もしグラビアをやっていなかったら、ちょっと控えめな美人お姉さんのままだったのかな? 不思議な感じがするなぁ。

とり 内気な性格だった女性がグラビアで大胆に咲き乱れるところに、熱い物語を感じますよね。それに、これだけ解放的になれるのは、内気な性格ゆえの後悔が過去にあったからなんじゃないかと想像すると、グラビアへの覚悟もズッシリ響いてきます。26歳と遅めのデビューではあったものの、そこに至るまでの経験値がなかったら、こうはならないんだろうなって。

フミカ『軟体快楽天使』(撮影/沢渡朔)
フミカ『軟体快楽天使』(撮影/沢渡朔)

金髪 フミカさんに限らず、大胆さは大人グラビアの醍醐味ですよね。大人じゃないとできない乱れっぷり。見ていて清々しいですよ。

とり それに、2回目の撮り下ろしをまとめたデジタル写真集『軟体快楽天使』には、低気温の中、薄手のワンピースでどっぷり海に浸かっているカットもあるんですよ。御年82歳となる沢渡さんも、撮影中は膝まで海に浸かられたそうです。フミカさんの気概が沢渡さんの心を動かしたと考えると、これまたスゴい話ですよね。

金髪 寒いと表情も硬くなりやすいし、何より冷たい海に入っていくのは勇気のいること。それをふたりしてやり切ってしまうなんて......。

とり ね。多少の無茶をしてでも、一つの作品のために全力を尽くす姿勢に、思わず感激してしまいましたよ。そのカットは是非、デジタル写真集の方で見てください!

金髪 とりさんが言っていた生き様に魅せられるとは、まさにこのことですね?

とり そうですね。フレッシュな若いコのグラビアが明るさや元気をくれるとしたら、大人グラビアは、人生の荒波を潜り抜ける強さ、人生において大切な心得を教えてくれている気がします。グラビアに出られるたびに解放的になっていくフミカさんを見ていると、私もウジウジしていられないなって思いますもん。周りの目を気にしている場合じゃないぞ!って。

金髪 あはは。確かとりさんは、"ワイルドな大人"に憧れているんですよね? ここ最近の女子グラコラムやYouTubeでも、頻繁に「野性味がどうこう〜」って話をされていたじゃない?

とり いやぁ〜、そうなんですよ。グラビア界には、大胆に乱れ続けているカッコいい大人たちがたくさんいますからね。私も見習わないと。

金髪 じゃあ、いつかとりさんもグラビアを?

とり うーん、そんな未来もあるのかしら。乞うご期待! とだけ言っておきます(笑)

雪平莉左『春に淫するひと。』撮影/熊谷貫 価格/1100円(税込) 「現役大人グラドル」を語るうえで、やっぱり雪平莉左さんは欠かせない! あたたかい日差しを受け、花柄の水着やはだけた浴衣で、春らしく妖艶に。2022年春、週プレにて初表紙を飾った際の撮り下ろしをまとめた本作には、しっとり濡れて、キリっと決まった、雪平さんの大人な魅力がたっぷりと詰まっております。
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藤木由貴『温泉旅情』撮影/桑島智輝 価格/880円(税込) 舞台は温泉旅館。客室でくつろいだり、卓球で遊んだり、笑顔が素敵な藤木由貴さんと過ごす大人の至福に癒されて。もちろん温泉にも浸かります。リラックスとしたムードだからでしょうか? 他のどの作品よりも、藤木さんとの距離感が近い気が......。こんなにも心安らぐグラビアがあっていいの? 温泉旅行気分を味わいたい方におすすめです。
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名取くるみ『In the Room』撮影/藤本和典 価格/1100円(税込) 「ミスFLASH2021」でグランプリを獲得した現役レースクイーン・名取くるみさん。週プレ初登場のグラビアを収録した本作は、何と、名取さん自身のお家で撮影されています。居馴染んだ空間だからこそ見せられる自然体な姿。シャワーを浴びて、一糸まとわぬ姿になって......。次世代大人グラドル、自宅では大胆すぎる模様です。
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フミカ『軟体快楽天使』撮影/沢渡朔 価格/1100円(税込) フミカさんに「限界」はあるのでしょうか? 週プレ2度目の撮り下ろしにして、前作以上の本気が見えた本作。冷たい海に挑んだだけでなく、脱ぎっぷりも軟体っぷりもグレードアップしているスゴさ。一体どこまで大胆になれるのだろうか......。「ときに無茶をしてでも最高の作品を作り上げてこそ最高の大人なのかもしれない」と自分を解放させたくなる一冊です!!
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構成/とり