30代、40代、50代......。少しずつたるみ、衰えていく体に戦々恐々とする日々。そんな後ろ向きな毎日を打破するべく、日本一美しく、ちょっぴりSな現役薬剤師・福井セリナが、あなたの体のお悩みを解決します! 第21回のお悩みは「口臭」です。

【今週のお悩み】この前、娘に「パパ、お口がクサい......」と言われてショックを受けました。確かにマスクをしていると自分でも「あれっ?」と思うことがあります。歯磨きは朝晩しっかりしているのに、どうして!? 改善策があれば教えてください!(44歳・会社員)

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口臭って自分ではなかなか気づきにくいですよね。どんなに見た目に気を使ったダンディなイケオジでも、お口がクサければ台無しです。少しでも気になる人はぜひ改善していきましょう!

コーヒーやタバコなどの嗜好品で口臭が強くなるのは当然ですが、相談者さんのようにしっかり歯磨きをして、ニオイが強いものを控えていても治らない場合は「唾液の減少」が原因かもしれません。

唾液の分泌が少ないと、口内の細菌を流してキレイに保ってくれる「自浄作用」が働きづらくなります。すると口内で細菌が繁殖しやすくなり、口臭が発生してしまうのです。ベロの表面にある白いコケのようなものを舌苔(ぜったい)と言いますが、じつはコレ、口内の細菌が蓄積したもの。厚くなっている人は要注意です。

つまり口臭を改善するカギは、唾液を増やすこと! 唾液の減少は、主に加齢やストレスによって起こります。「えっ! どちらも避けられないじゃないか!」と思った方、安心してください♡

日々頑張っているオジ様方に、すぐさまストレスの原因を取り除けと言っても、それはなかなか難しいこと。だから今回は、簡単にできる対策を紹介しますね!

①ご飯をよく噛んで食べる
1口につき30回くらい噛むことを意識してみましょう! 咀嚼すると刺激が脳に伝わり、唾液の分泌が促進されます。

②水分をしっかりとる(唾液は健康な成人で1日1〜1.5L分泌される)
身体の中の水分量が減ると、必然的に唾液も減ってしまいます。年を重ねると体内の水分量が不足しやすくなるので意識して摂るようにしましょう。

③唾液の分泌を促進してくれる食材を摂る
梅干しやレモンなどの酸っぱいものが代表的ですが、じつは納豆や昆布にも唾液の分泌を促してくれる成分が入っているんですよ!

④口周りの筋肉をマッサージ

このあたりをゆっくり押してみて♡
このあたりをゆっくり押してみて♡

耳の前側(奥歯のあたり)やあごの下をマッサージ! 唾液腺を刺激しましょう♡

ヒドい口臭がなかなか治らない人は歯周病や内臓系の疾患の可能性もあるので、ためらわずに歯科や内科を受診してみてくださいね。

今週の教訓:口臭がキツいとイケオジが台無し! 4つの対策で唾液を増やして♡

取材・文/鴨居理子 撮影/市村円香 武田敏将