独創的な料理を続々と開発している野島慎一郎氏
独創的な料理を続々と開発している野島慎一郎氏

『週刊プレイボーイ』で「激ウマ!! バカレシピ研究所」を連載中のB級フード研究家・野島慎一郎(のじま・しんいちろう)さん。

今回の"バカレシピ"は、話題のカレーメシの完全食版を二郎系ラーメン風にアレンジした「カレーメシのジローメシ」!

* * *

【今回の食材】
・日清の完全メシ カレーメシ 欧風カレー ・セブンプレミアム焼豚切り落し ・モヤシ ・チーズ ・牛脂

野島 最近カレーメシの完全食版が出て話題になってますが、これ助手くん食べました?

助手 通常のカレーメシは食いまくりだけど、これは未食!

野島 完全カレーメシは、33種類の栄養素を追加したヘルシー要素が強めの商品なんです。でも、もうちょいガツンとくる味でもいいかもしれない。そこで今回はこれを二郎系ラーメン風にアレンジしてみようかと。

助手 おい! せっかくの健康食をジャンク側に引き寄せようとするんじゃない!

野島 いやいや、確かに二郎系ラーメンってジャンクフードのイメージが強いですが、チョモランマのようにモヤシが盛られてるんだから、実質サラダみたいなものなんですよ。なんならラーメン二郎はゼロカロリーの可能性さえあります。

助手 ちょっと何言ってるかわからない! まあとりあえず作ってみてくれ!

(1)モヤシ! 下準備として鍋にお湯を沸かし、モヤシをゆでる。ゆで加減はお好みで調整してOKだが、長時間ゆでるほどモヤシから水分が出て、カレーの味が薄くなりやすいので要注意だ
(1)モヤシ! 下準備として鍋にお湯を沸かし、モヤシをゆでる。ゆで加減はお好みで調整してOKだが、長時間ゆでるほどモヤシから水分が出て、カレーの味が薄くなりやすいので要注意だ

(2)熱湯! カレーメシに熱湯を注ぎ、手順どおり作っていく。今回は完全メシ版を使用しているが、もちろん通常版のカレーメシでも代用可能。この時点で牛脂やニンニクはまだ入れないこと
(2)熱湯! カレーメシに熱湯を注ぎ、手順どおり作っていく。今回は完全メシ版を使用しているが、もちろん通常版のカレーメシでも代用可能。この時点で牛脂やニンニクはまだ入れないこと

野島 では、はじめにモヤシを軽くゆでておき、カレーメシに熱湯を注いで5分待ちます。

助手 個人的にはモヤシにキャベツも足したいッスね!

(3)牛脂! 熱湯を注いで5分たったら調味料を加え、カレーメシをいったん完成させてから牛脂を投入してさらに混ぜる。牛脂は最後に入れないと仕上がりに影響が出てしまうので気をつけよう
(3)牛脂! 熱湯を注いで5分たったら調味料を加え、カレーメシをいったん完成させてから牛脂を投入してさらに混ぜる。牛脂は最後に入れないと仕上がりに影響が出てしまうので気をつけよう

野島 5分後に調味料を入れてかき混ぜ、ここに牛脂を投入!

助手 やっぱりジャンク側に寄せてるじゃねーか!

(4)盛りつけ! あとはあらかじめ刻んでおいたニンニク、(1)のモヤシ、焼豚を山のように盛りつければ完成。焼豚より角煮のほうが二郎っぽくなるが、栄養面を考えると焼豚のほうがヘルシーだ
(4)盛りつけ! あとはあらかじめ刻んでおいたニンニク、(1)のモヤシ、焼豚を山のように盛りつければ完成。焼豚より角煮のほうが二郎っぽくなるが、栄養面を考えると焼豚のほうがヘルシーだ

(5)完成!「カレーメシのジローメシ」
(5)完成!「カレーメシのジローメシ」

野島 牛脂が溶けたら、モヤシ、ニンニク、焼豚を盛りつけて完成。この過程が楽しいんだ!

助手 どん兵衛の二郎風「どん二郎」を作るのも楽しいッスからね! 僕もやりたいッス!

野島 どうぞどうぞ。食べる前に気分を高めるのは大事。つけ麺屋の店員が湯切りをするときみたいに、デカい声を出して盛りつけても気分が上がりますよ。

助手 ヨイサッー!! ウェイヨッー!! ホイサッー!!

野島 うるせえな、このご時世なんだから飛沫(ひまつ)に気をつけろ!

助手 アンタがやらせたんだろ!! もう食っていいスか!?

野島 どーぞ、どーぞ。

助手 っていうかこれ、食いにくすぎだろ! モヤシがカレーに全然浸らないッス!

野島 気合いでかき混ぜろ! 早くしないとモヤシから水が出てきて味が薄まるぞ。なんなら一気に口に流し込め!

助手 うおおお、ニンニクの刺激がカレーと激ハマりだし、牛脂でこってりしてる感じもウマい! モヤシの食感もイイ! 

野島 味は文句なしですよね。あと足りないのは量だけなんで、10個くらい一気に食べればおなかも満たされ、栄養もたくさん取れて完全体になります!

助手 それ、食塩とか脂質の過剰摂取でアウトだからな! 適度な量でお試しください〜!

●野島慎一郎(のじま・しんいちろう) 
ライター、マンガ家、B級フード研究家。独創的な料理を続々と開発している。著書『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』(宝島社)。YouTube『のじまちゃんねる』

撮影/野島慎一郎