お金持ちには2つの種類があるという。

一つ目は、一時的にお金持ちになるけれど結局資産の大半を失う「残念なお金持ち」。
二つ目は、生涯を通じて高収入を続け、安定した資産を築く「賢いお金持ち」。

両者は一体何が違うのか。それは、人づき合いの正しい基準を持っているかどうかだ。

『賢いお金持ちが絶対に破らない 人づき合いの基準』(田口智隆著、秀和システム刊)は、かつては500万円の借金を背負い自己破産寸前までいった著者の田口氏が、成功に近づく「人づき合い」の秘訣を紹介している。

■賢いお金持ちがパートナー選びに持っている基準とは?

賢いお金持ちは、人づき合いの基準を持っている。そのため、ビジネスでも人との出会いをきっかけにチャンスをつかみやすく、恋人や家族との関係も良好になり、プライベートも充実すると田口氏は述べる。

たとえば、賢いお金持ちは異性との付き合い方、結婚にも基準を持っている。

賢いお金持ちにとって、有限である「時間」はお金以上に大切な財産だ。相性や価値観の合わない異性と結婚してしまうことは、様々なトラブルやストレスとなる。
資産を築くことができるかどうかは、結婚相手が握っていると言っても過言ではない。
田口氏がこれまで見てきた3000人以上のお金持ちのほとんどは、夫婦・家族が円満だという。彼らは賢いお金持ちなのだ。

専業主婦か共働きか、というのは家庭の金銭事情もあるが、お金持ちならばお互いの価値観の問題になるだろう。
では、賢いお金持ちは結婚相手にどんな基準を持っているのか。

賢いお金持ちは、必ずしも専業主婦になって家庭を支えてくれる異性を結婚相手として選ぶわけではない。
「家事をしてくれるかどうか」ではなく、「一緒に楽しく人生を過ごせるか」を基準としているのだ。

極端なことをいえば、家事は代金を支払えば、ほとんど代行サービスに丸投げできる。大切なのは、自分の価値観を異性に押しつけないことだと著者。

また、賢いお金持ちと一般的な夫婦とでは、家計に関して大きな差がある。それは、お小遣い制で家計を管理しているかどうかだ。
お小遣い制を採用している家庭のほとんどは、妻が財布を握っている。しかし、お小遣い制を採用している時点で、夫はお金持ちにはなれないと田口氏は指摘する。
なぜなら、家庭のお金さえ管理できない人が、仕事でお金を稼ぐ、あるいは投資でお金を増やすことができないからである。

賢いお金持ちは、人づき合いの基準を持ちながら、人づき合いを大切にする。
異性、家族、友人、仕事関係、自分がどんな付き合い方をしているか思い返し、人づき合いの基準を考えてみることも必要なのだろう。

(新刊JP編集部)