リバウンド、三日坊主…筋トレやダイエットを始める人の悩みは尽きない。そんな悩める人たちに筋トレの極意を教えてくれるのが、日体大の教員であり、柔道全日本男子のトレーナーであり、ボディビル競技の選手でもある岡田隆氏だ。

岡田氏は著書『バズーカ岡田の即効筋肉ゼミ』(岡田隆著、徳間書店刊)で、多くの人が抱えるダイエットへの疑問やトレーニングの悩みに具体的に回答し、トレーニングの素晴らしさを伝える。

筋トレやダイエットをするのは必ずしも運動好きな人だけではない。どちらかというと、食べるのが好きで、出不精で、運動嫌いな人が始めることの方が多いかもしれない。こんな人も筋トレやダイエットを成功させることができるのか?

■運動嫌いのダイエットは静かに始める

岡田氏いわく、痩せたいけれど運動は苦手、あるいは嫌いという人は、ストレッチから始めるといい。消費されるエネルギー量は微々たるもので、数回行うと体もストレッチの刺激に慣れてしまうので、ダイエットとして「結果」を出し続けるのは難しい面はあるが、スタートとしてはいい。柔軟性を上げることはボディメイクの第一歩となる。

静的ストレッチから始めて、まずは動きやすい体に整える。次に、有酸素運動の要素もある動的ストレッチを加え、ヨガやピラティスのような運動へと切り替えていくと、運動が苦手な人でも無理なく始め、続けられる。

■甘いものは「ダイエットの敵」か?

アイスやスナック菓子はやめられない。やめたら逆にストレスがたまるという人は、なかなかダイエットは難しいように思われる。ただ、甘いものは選び方と食べるタイミング次第でトレーニングの燃料として生かす道はあるという。

ダイエットや筋トレの際に避けたいのは「高脂肪・高糖質」の食品。アイスは乳成分の量が種類によって違う。乳成分が高い順から「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の4種類。食べるなら乳脂肪分ゼロの「氷菓」だ。かき氷やアイスキャンディーなら、糖質の含有量が高いだけであれば、すぐに筋トレで消費してしまえばいいので食べてもあまり問題はないという。一方、スナック菓子や洋菓子は「高脂肪・高糖質」の条件を満たすので、筋トレに生かす道は難しい。もし食べるのであれば相当トレーニングを頑張らなければいけない。

甘いものを食べるベストタイミングは、筋トレの前後。筋トレ前なら、糖質がガソリンになり、筋肉を増やすことにつながる。筋トレ後に食べれば、トレーニングで使ったエネルギーを補充する役目を果たしてくれる。甘いものも、賢く選び、賢く食べれば、我慢をすることはないようだ。

表紙

自粛期間中に家で筋トレやダイエットを始めた人も多いかもしれない。筋トレが習慣になるよう本書を参考にしてみてはどうだろう。挫折してしまう、運動嫌いな人でも、コツコツと続けることで心と体も鍛えられ、リバウンドせずに理想の体を維持できるはずだ。

(T・N/新刊JP編集部)