【ニュース提供=スポーツ・ソウル】ハリウッド映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(以下、アベンジャーズ3)が韓国で観客動員数156万211人を記録した。

韓国映画振興委員会の映画館入場券統合システムによると、『アベンジャーズ3』は5月5〜6日の間、144億8120万1960ウォンの売上とスクリーンシェア74.3%を記録したという。累計観客数は849万8417人で、7日には900万人突破が確実視されている。

他の映画が見られない

これによって韓国は、北米に続く『アベンジャーズ3』の世界興行1位の国となった。

米ウェブサイト「Box Office Mojo」によると、「韓国は公開2週目に全世界興行収入である約11億6410万6540ドル以上の収益を上げ、世界最短期間・最多興行収入を記録した」と述べた。

マーベル・スタジオの10周年だけに、制作スタッフは今回の作品に尽力し、出演俳優も豪華な面々が揃っている。出演陣は先日の訪韓時にレッドカーペット、記者会見、さまざまなイベントに出席するなど、確実にファンサービスを行って現実でも好感度を上げた。映画もまた、マーベルファンなら満足できそうな派手なシーンが149分間続く。

ただ、問題は『アベンジャーズ3』の空襲を受け、他の映画を見られる機会が減ってしまったことだ。

韓国は、『アベンジャーズ3』の「興行収入1位」というタイトルの他にも「スクリーンシェア1位」という新記録を持つ。公開初日の上映スクリーン数は2461ヵ所で、上映回数は1万1430回。事実上全ての映画館が『アベンジャーズ3』を上映した。

5月6日時点でのスクリーン数は2186ヵ所で、上映回数1万778回、シェア率59.9%と減少したのだが、当分の間、このような状況は続く見込みだ。

映画館関係者は、「多くの観客が『アベンジャーズ3』を望んでいる。国内にマーベルファンが多いことは前売り率ですでに証明できたからこそ、たくさん上映するしかない」と言う。

また、別の関係者は、「『アベンジャーズ3』以外で上映できる映画がない。いろんな作品が、『アベンジャーズ3』の公開とかぶるのを避けて公開日を延期しているから」と説明した。

実際のところ、『アベンジャーズ3』はものすごい前売り率を記録し、早くも観客動員数1000万人突破が予想されていた。これを受け、多くの映画が公開を先延ばしにしたり、泣く泣く公開したりしている。

とある映画関係者は苦笑しながら語る。

「『アベンジャーズ3』の公開が間違ったと言うわけではない。この期間に公開された映画の上映時間帯を見れば分かる。一目で見ても『アベンジャーズ3』に遠慮していることが見える。制度の導入が必要だ。興行収入1位の国というタイトルは、手放しで喜ぶべきことではない」

(構成=李 ハナ)