【ニュース提供=スポーツ・ソウル】韓国の健康保険審査評価院の統計資料によると、最近5年間で薄毛治療のために病院を訪れた患者は、約105万人を超えたという。

年を重ねるにつれ薄毛に悩む患者が増加し、年齢層も広がっている。

ここに、病院に行かず自ら薄毛対策を行う人まで足すと、韓国の薄毛人口はさらに多いと予想される。

「頭皮が熱くて髪が抜ける…」その原因は?

良才洞(ヤンジェドン)に住むチェ・ジュンヨン(仮名、35)さんは、薄毛治療のために皮膚科を訪れた。近頃、抜け毛がひどく、目に見えて髪が薄くなったからだ。

チェさんは、「気のせいかもしれないが、なぜか頭が熱い感じがする。かゆくて何度もかいてしまう。日常生活に支障があり、ストレスも感じるため、急いで病院に駆け込んだ」と話した。

薄毛治療専門医院「BALMER’S漢医院LAB」江南(カンナム)店のユン・ヨンジュン院長は、「最近、頭皮が熱くなり、抜け毛の症状が現れる患者が増えている」と語る。

「頭皮に熱がこもると、毛髪の成長周期が短くなり、毛穴が広がって、毛髪が抜けやすくなる。薄毛に悩む患者は、上半身は熱くて下半身は冷たい状態。これに伴い、顔のほてり、眼の乾燥、頭痛などの症状や、手足の冷え、消化不良などの身体症状が現れることもある」

頭皮に熱がこもることは、現代人の薄毛の主な原因とされるが、そもそもなぜ、頭皮に熱が発生するのか。

ユン・ヨンジュン院長によると、ストレス、過労、飲酒、喫煙、睡眠不足などの誤った生活習慣を繰り返すことで、体内に過剰に熱が発生し、上半身と頭皮に熱が集中するという。

つまり、体内のバランスや内臓の問題が原因ということだ。

頭皮の熱による抜け毛には「体全体の治療」を

ユン・ヨンジュン院長はこう続ける。

「患者によって原因は異なるが、結局は体の中の問題によって生じる異常信号であるというのが共通点だ。誤った生活習慣によって悪化した健康状態を、回復させ増進させれば、抜け毛を抑えることができる」

漢方では、抜け毛の症状だけを治療するのではなく、体全体を治療して抜け毛を改善する。

ホルモンや免疫機能を司る副腎の機能を増進する治療は、体の全般的な健康を助け、抜け毛の原因である頭皮の熱の改善にも効果が期待できる。

体の治療を通じて原因を正し、鍼治療や韓方外用薬を使った治療を通じて頭皮を正常化し、毛根機能が回復すると、育毛に効果が現れるのだ。

また、抜け毛の再発のリスクを減らすために、体系的な漢方薄毛治療とともに、1対1での生活管理・コーチングや四半期別の定期検診も提供されている。

ユン・ヨンジュン院長は言う。

「抜け毛は、体の中の問題が原因で起こる疾患であるため、原因に対する治療と正しい生活管理を並行して行なわなければならない。初期症状が疑われる場合、早期に治療をスタートすれば、治療期間も短縮され、費用も抑えられる。抜け毛が気になりだしたら、薄毛治療専門の漢方医院や病院に相談してほしい」

(文=S-KOREA編集部)