新型コロナの新規感染者が急増している韓国の地下鉄で、トラブルが起きた。

ソウルの地下鉄でマスクを着用しないまま大きな声で会話をしていた70代男性が、それを指摘されると、注意した相手を脅迫して立件された。

ソウル中部警察署は8月24日、地下鉄でマスクを着用せず注意され、周辺の乗客を威嚇した70代男性を脅迫、侮辱容疑で立件して捜査していると明らかにした。

警察によると、事件の概要は以下の通り。

70代男性は8月21日17時45分頃、地下鉄2号線の列車内で「マスクをきちんとつけてくれ」という乗客から注意されると、「一家を皆殺しにする」などと居直り、脅迫した容疑を受けている。

被害を受けた乗客は、70代男性がマスクを片側の耳だけにかけ、優先席で一行と大声で話していたため注意したという。

警察は監視カメラ映像などを分析し、8月22日に70代男性を検挙し、任意同行して調査した。警察は当時の状況を目撃した他の乗客を追加で調査し、70代男性の身柄処理を決める方針だ。

韓国では地下鉄だけでなく、バスでも同じようなトラブルが続出している。

去る6月にはマスクをつけずにバスに乗り、それを指摘したバス運転手が悪口を言われ、暴力をふるわれた事件が発生した。被疑者はソウル広津区でマスクをせずにバスに乗り、運転手に指摘されると拳を振り回し、それを防ごうとした他の乗客たちにも暴行を加えたという。

他にもソウル九老(クロ)警察署が6月、マスクをせずバスに乗り、運転手を暴行した乗客を業務妨害の容疑で逮捕している。

新型コロナが長引くなか、マスクと関連したトラブルが増えている韓国。今後も同じような事件が続いてしまうのか、注視したい。

(文=S-KOREA編集部)