[J1第34節]神戸4-2仙台/11月3日/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 7
3分の武藤の先制点にはじまり、ドウグラスの強烈ボレー、山口の復帰戦を自ら祝うミドル、リンコンのJ初ゴールで快勝。3位を死守した。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 飯倉大樹 6
2失点はどちらもGKに非はない。2失点目は関口のポスト跳ね返りに詰めた加藤を褒めるべきだ。

DF 
24 酒井高徳 6
攻撃では19分にドウグラスへ鋭いスルーパスを供給。守備では石原にやられる場面も。全体的には及第点。

DF
17 菊池流帆 7
空中戦の強さは相変わらず。クロスの多い仙台の攻撃をことごとく跳ね返した。87分のヘディングシュートは惜しかった。
 
DF
4 トーマス・フェルマーレン 6.5
15分に関口の鋭いクロスをブロックするなど、さすがのリスク管理で勝利に貢献。安定した守備で攻撃陣をサポート。

DF
19 初瀬 亮 6
加藤や真瀬の激しい守備に苦しむも、鋭いドリブルや正確なクロスで攻撃のリズムを作った。

MF
6 セルジ・サンペール 6(HT OUT)
体調が万全ではないなかでハイパフォーマンスを見せた。25分には石原のエリア内侵入も阻止。集中したプレーが光った。

MF
7 郷家友太 6(60分OUT)
25分にイニエスタの仕掛けからパスを受けて決定機。ゴールこそ生まれなかったが積極的なプレーを続けた。
 
MF
31 中坂勇哉 6(60分OUT)
1失点目の場面では真瀬を見失った。だが、それ以外は攻守で大きく貢献。25分には惜しいボレーシュートも。

MF
8 アンドレス・イニエスタ 6.5(73分OUT)
武藤の先制点をアシストしたFKをはじめ、相手DFの背後へ正確なパスを連発。仙台の脅威となった。

FW
49 ドウグラス 6.5(67分OUT)
序盤は吉野のタイトな守備に苦戦。だが、35分には絶妙なトラップで吉野をかわして強烈ボレーで逆転弾。結果を残した。
【動画】ドウグラスがトラップで浮かせたボールをボレーで突き刺す!

FW
11 武藤嘉紀 6.5
開始3分にイニエスタのFKを頭で合わせて先制点。35分にはドウグラスの逆転ゴールを引き出すパスなど躍動した。
 
途中出場
DF
25 大﨑玲央 6(HT IN)
サンペールと交代しアンカーへ。69分にはドリブルで仕掛けて武藤へパス。最終的にリンコンのゴールを引き出した。

FW
29 リンコン 6.5(60分IN)
郷家と交代。64分には見事な折り返しでドウグラスの決定機を演出。そして69分には待望のJ初ゴールを挙げた。

MF
MAN OF THE MATCH
5 山口 蛍 7(60分IN)
中坂と交代。左サイドハーフに入り、冷静なプレーでチームを落ち着かせた。そして復帰戦を自ら祝う決勝点。文句なしのMOM。

FW
10 大迫勇也 6(67分IN)
負傷のドウグラスと交代。復帰戦とは思えないほど動きにキレがあった。前線でしっかりボールも収めた。

MF
20 井 潮音 6(73分IN)
イニエスタと交代。そのままトップ下へ。中盤より前が流動的に動くなかで中継役としてうまく試合に絡んだ。

監督
三浦淳寛 7
2度追いつかれたが、うまく交代カードを使ってゲームを掌握。途中出場の山口とリンコンが試合を決めるなど采配的中。
 
[J1第34節]神戸4-2仙台/11月3日/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
失点後すぐの6分に真瀬が同点ゴール。ドウグラスの神ゴールで再びリードを許したが、今度は52分に加藤が同点弾。だが最終的には勝ち越された。アピアタウィアの退場が悔やまれる。

【仙台|採点・寸評】
GK 
27 ヤクブ・スウォビィク 5.5
決定機を多く作られたなかで好セーブも。数的不利で仕方がない部分もあったが、大事な試合で4失点は悔やまれる。

DF 
25 真瀬拓海 6.5
開始3分に先制されたなかで、6分にゲームを振り出しに戻す同点ゴールを挙げた。中坂や初瀬への守備も光った。

DF
5 アピアタウィア久 5
8分に初瀬へのファウルでイエロー。44分には武藤を倒してイエロー2枚目。結果的に大きな敗因を作った。
 
DF
16 吉野恭平 5.5
57分の決定機阻止など全体的にはドウグラスを抑えた。だが、4失点。数的不利になったとはいえ残念な結果。

DF
14 石原崇兆 6
3分の失点シーンでは武藤に振り切られた。だが、その後に真瀬のゴールをアシスト。全体的には好プレーが目立った。

MF
17 富田晋伍 5.5(78分OUT)
上原とともに中盤の中央でカギを閉めた。だが、イニエスタや中坂、初瀬のパスワークに翻弄される場面も。

MF
6 上原力也 5.5
中を絞って神戸のパスコースを限定、そして献身的なプレスバック。組織的な守備をけん引したが、結果をもたらせず。
 
MF
26 加藤千尋 6.5(60分OUT)
守備では初瀬や中坂を厳しくマーク。そして52分にはポスト跳ね返りを押し込んで同点ゴール。J1残留へ執念を見せた。

MF
7 関口訓充 6(71分OUT)
左サイドで攻撃の起点に。52分の強烈なミドルシュートはポストに嫌われたが、それが加藤のゴールにつながった。

FW
42 富樫敬真 5.5(60分OUT)
相手のパスコースを限定させる巧みなプレスでチームに貢献。攻撃ではサンペールの脇を突いたものの決定機は作れず。

FW
11 赤﨑秀平 5.5(HT OUT)
富樫とともに前線からの守備でチームを引っ張った。攻撃では味方の縦パスを引き出したが、シュート0本と不発。
 
途中出場
DF
3 福森直也 5.5(HT IN)
アピアタウィアの退場に伴い、後半頭から赤﨑と交代で投入。ドウグラスや武藤に良い対応を見せたが、結果的に投入後に3失点。

FW
15 西村拓真 5.5(60分IN)
加藤と交代し左サイドハーフへ。積極的なハイプレスでボールを回収し、セカンドチャンスを広げた。しかし決定的な仕事はできず。

FW
33 フェリペ・カルドーゾ 5.5(60分IN)
富樫と交代し1トップに。激しいプレスでチームに推進力をもたらした。だが、69分にパスミスでダメ押し4点目を献上した。

DF
4 蜂須賀孝治 5.5(71分IN)
関口と交代し、右サイドハーフへ。88分の真瀬への鋭い縦パスをはじめ、精度の高いクロスで攻撃のリズムを作ったが、ゴールにはつながらなかった。

MF
35 フォギーニョ ―(78分IN)
富田と交代。80分には絶妙クロスで吉野の決定機を演出。出場時間が短く評価はなし。

監督
手倉森誠 6
アピアタウィアの退場でプランが狂った。それでも後半に一時2-2に追いつくなど好采配を見せた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●白井邦彦(フリーライター)